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2020年2月29日

海外の大使館・総領事館から安全情報が日本語メールで届く「たびレジ」

「たびレジ」は、外務省からの最新の海外安全情報を日本語のメールで受け取ることができる無料サービスです。渡航予定がある方は、たびレジに渡航先を登録しておくと、渡航先の大使館・総領事館から、最新情報を日本語メールで受信することができます。渡航予定がない方も登録できます。自分が知りたい国・都市の情報だけを得ることができるのでオススメです。また、家族、親戚、同僚などのメールアドレスも同時登録・追加登録できるため、家族間、仲間内の情報共有にも便利だと思います。

📝 たびレジ - 外務省 海外安全情報配信サービス

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実際に送られてくるメールの例は、たびレジのFAQ(よくあるご質問)ホームページで確認できます。
⇒ Q12 「たびレジ」に登録するとどのような情報が受け取れますか?

今回の新型コロナウイルスに関する情報も、大使館から送られてきています。たとえば、在ミュンヘン日本国総領事館からのメールは以下のとおりです。日本語なのが本当にありがたいと思います。

◆実際のメールの例
 在ミュンヘン日本国総領事館発 2020年2月29日のメール

From: 在ミュンヘン日本国総領事館 <muenche@mailmz.emb-japan.go.jp>
Date: 2020年2月29日(土) 0:50
Subject: 【緊急】ドイツにおける新型コロナウイルス対策(感染予防等)(その2)
To: <xxxxxxxx@xxxxxxxx.xxx>


「ドイツにおける新型コロナウイルス対策(感染予防等)(その2)」について、メールマガジン第556号を発出いたします。
●ドイツにおいては,この2日間で感染者数が倍増するなど流行の兆しを見せています。
●定期的な手洗い・うがい・咳エチケットの徹底,なるべく人混みを避けるなど基本的な感染予防に努めてください。
●連邦及び各州保健省は新型コロナウイルス相談のための相談電話(ホットライン等)を設置しています。感染が疑われる場合には,外出せず,ホットライン又はかかりつけ医に電話し,その指示に従ってください。
●日本への渡航制限や日本からの入国制限措置はとられていませんが,中国に加え,新たに日本,韓国,イタリア,イランからの入国にあたって,所在追跡・健康質問票への記入が義務づけられました。常に最新情報の入手に努めてください。

1 ドイツにおいてはこの2日間で感染者数が倍増するなど流行の兆しを見せており,また,感染地域もドイツ国内に広がっています。
 28日正午現在の感染者数は以下のとおりです。
ノルトライン・ヴェストファーレン州:20名
バーデン・ヴュルテンベルク州:10名
ラインラント・プファルツ州:2名
バイエルン州:1名(治癒者を含めこれまでに累計15名)
ハンブルク州:1名
ヘッセン州:1名
その他(武漢からのチャーター機退避者):2名

2 ドイツに渡航・滞在中の皆様におかれましては,定期的な手洗い・うがいを励行し,咳エチケットの徹底をはかるとともに,なるべく人混みを避けるなど,基本的な感染予防対策に努めてください。特に外出先から戻ったときなどには,石けんを使った手洗いを励行するとともに,必要に応じエタノール系消毒液なども併用してください。

3 連邦保健省をはじめ,各州では新型コロナウイルスにかかる相談窓口(ホットライン等)を設置しています。
 感染が増加している地域に滞在されていた方で,発熱,咳,息切れが発生した場合など,感染が疑われる場合には,まずはホットライン又はかかりつけ医に電話して,その指示に従ってください。また,他人との接触を避け,なるべく自宅に待機してください。
○連邦保健省ホットライン:030-346 465 100
○患者救急相談:116117
○その他,各州の連絡先はこちらをご覧ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronahotline200228.html

4 現在のところ,日本への渡航制限や日本からの入国制限措置はとられていませんが,中国に加え,日本,韓国,イタリア,イランからの入国にあたっても,新たに所在追跡・健康質問票(Aussteigekarte/Public Health Passenger locator Form)への記入が義務づけられましたので,正確に記載願います。所在追跡・健康質問票への記載の結果,新型コロナウイルス感染の可能性があると判断された場合には,一定期間の自宅待機等が要請される場合もあり得ます。
所在追跡・健康質問票はこちらをご覧ください。
https://www.de.emb-japan.go.jp/files/000572416.pdf

5 現在のところ,ドイツ国内において特別な防疫措置(国境の閉鎖や都市の封鎖など)もとられておらず,平常の感染予防対策をとっていただければ,滞在にあたって何ら支障はありません。
 ただし,今後,各種イベントの中止,陸路移動の制限や学校の休校などの措置がとられる可能性もありますので,以下のウェブサイトや各州保健省のウェブサイトを参考に常に最新情報の入手に努めてください。

6 ドイツに3か月以上滞在している方は,必ず在留届を提出してください。また,3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。

【参考】
■ドイツ連邦保健省(新型コロナウイルスに係る最新情報)
https://www.bundesgesundheitsministerium.de/coronavirus.html
■ロベルト・コッホ研究所(新型コロナウイルスに関するQ&A)
https://www.rki.de/SharedDocs/FAQ/NCOV2019/FAQ_Liste.html
https://twitter.com/rki_de
■ドイツ連邦外務省(日本に対する渡航情報)
https://www.auswaertiges-amt.de/de/aussenpolitik/laender/japan-node/japansicherheit/213032
■厚生労働省
○新型コロナウイルスに関するQ&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html
○感染症情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/index.html
○咳エチケット
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000187997.html
■世界保健機関(WHO)
https://www.who.int/health-topics/coronavirus
https://twitter.com/who
■在留届(3か月以上滞在される方)/ 「たびレジ」(3か月未満の渡航の方)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/index.html
■スマートフォン用 海外安全アプリ
https://www.anzen.mofa.go.jp/c_info/oshirase_kaian_app.html

このメールは、バイエルン州及びバーデン=ヴュルテンブルク州の在留届にて届けられたメールアドレス及び当館メールマガジンに登録されたメールアドレスに自動配信されています。

【問い合わせ先】
在ミュンヘン日本国総領事館
HP:https://www.muenchen.de.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
メール:sicherheit@mu.mofa.go.jp
電話:089-4176040
FAX:089-4705710

※当館からのメールの配信停止は、次のURLから停止手続きをお願いいたします。
(当館メールマガジン)
https://www.ezairyu.mofa.go.jp/mailmz/delete?emb=muenchen.de

 

たびレジ。ご存じの方も多いかと思います。感染症情報もちゃんと得ることができ、いいなと思いましたので紹介させていただきました。

落ち着いて行動するためにも、正しい情報を。

 

◆関連情報へのリンク

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