スマホを子どもに渡す前にすべきこと(心構えとルール決め編)
この春、スマートフォンを初めて子どもに持たせることにしました。持たせる目的は、主に家族との連絡用としてです。スマートフォンを子どもが使い始めるにあたり、親子で準備をしました。この記事では、心構えとルール決めについて、我が家でしたことを紹介させていただきます。
保護者としてすべきことを知る
まず、保護者が知識を身につけましょう。最初は、関連する法律から。
お子様にインターネットを利用させる際、保護者としてすべきことは、「青少年インターネット環境整備法」の第6条で規定されています。保護者は、子どものインターネット利用状況の把握、利用の管理、適切な活用能力の習得に努めるとされています。具体的な内容は以下のとおりです。
(保護者の責務)第六条 保護者は、インターネットにおいて青少年有害情報が多く流通していることを認識し、自らの教育方針及び青少年の発達段階に応じ、その保護する青少年について、インターネットの利用の状況を適切に把握するとともに、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアの利用その他の方法によりインターネットの利用を適切に管理し、及びその青少年のインターネットを適切に活用する能力の習得の促進に努めるものとする。2 保護者は、携帯電話端末及びPHS端末からのインターネットの利用が不適切に行われた場合には、青少年の売春、犯罪の被害、いじめ等様々な問題が生じることに特に留意するものとする。
引用元:青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律 - e-Gov
保護者がすべきことをおおまかに把握するためには、以下のリーフレットがよいと思います。
内閣府 - 保護者向け普及啓発リーフレット
「ネットの危険からお子様を守るために、保護者ができること」(PDFファイル)
| 1ページ目 | 2ページ目 |
もう少し知識を深めたい場合は、下記のリーフレットがよいです。
内閣府 - 保護者向け普及啓発用リーフレット
「お子様が安全に安心してインターネットを利用するために保護者ができること」(PDFファイル)
| 1ページ目 | 2ページ目 | 3ページ目 | 4ページ目 |
このリーフレットは下例のようなチェックリスト付き。理解できたか、確認することができます。
例) 保護者ができる3つのポイント
発達段階に応じて、
□ トラブルや事件に巻き込まれないよう、適切にインターネットを利用させましょう。
□ 適切な生活習慣が身につけられるように、家庭のルールをお子様と一緒に作りましょう。
□ 保護者の目の届かないところでもお子様を見守れるように、フィルタリングなどを設定しましょう。
心構えを知る
スマホ・ケータイを利用する際のココロの準備は、NTTドコモさんの「使う前に親子で話そう!ケータイ利用の心構え10か条」がよいと思います。声に出して読んだ方が効果的だと思います。
使う前に親子で話そう!ケータイ利用の心構え10か条 - NTTドコモ
ルールを決める
スマホ・ケータイを安心・安全に利用するためのルール作成は、ソフトバンクさんの「家族で話そう!みんなで守るケータイ利用のルール」をオススメします。私が見た中では、これが一番取り掛かりやすいと思いました。左半分は保護者のチェック、右半分が子どものチェック。子どもだけでなく保護者もチェックできるのがポイントです。
家族で話そう!みんなで守るケータイ利用のルール
- ソフトバンク(PDFファイル)
このブログの関連記事
- 心構えとルール編 ※この記事
- 保護者としてすべきことを知る
- 心構えを知る
- ルールを決める
- フィルタリングとアプリ編
- フィルタリングサービスを利用する
- 守ってくれるアプリをインストールする
- お役立ちアプリをインストールする
関連情報へのリンク
« 「支援金」と「義援金」の違いを理解して応援しよう! | トップページ | スマホを子どもに渡す前にすべきこと(フィルタリングとアプリ編) »
« 「支援金」と「義援金」の違いを理解して応援しよう! | トップページ | スマホを子どもに渡す前にすべきこと(フィルタリングとアプリ編) »
コメント