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2016年2月23日

名嘉睦稔木版画展『琉球の春』を見に行きました☆

東京・京橋にあるIsland Galleryで開催中の、名嘉睦稔木版画展『琉球の春』を見に行きました。桜やサンクバナを描いた暖色の作品と、夜空や海辺を描いた寒色の作品。それにモノクロの作品が加わって、冬から春に向かいつつある季節を感じることができる展示だと、私は感じました。

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上の写真は、今回の展示のメインビジュアルとして使われている「辷る(すべる)」という作品と店長のりえさんです。この作品を最初に見た時、「ヤワタ畑の歌」という別の作品を思い起こしました。「ヤワタ畑の歌」は私がとっても好きな作品の一つで、TINGARAのCDのブックレットや中江監督の映画「ナビィの恋」のビジュアルに使われた作品です。私がボクネンさんのファンになった頃には、もう絶版になってしまっていたのですが。

珍しいなと思ったのが、「ハートハ」というモノクロの作品。まるで筆でそのまま描いたようで、木版画として彫られたのだとは思えません。葉っぱがモチーフの、テキスタイルのデザイン画として制作されたのだそうです。ハートの形の葉っぱということかしら。制作日が2月14日。バレンタインデーなんですって。作品名が印のとなりに書かれているのですが、そこにもハートが描かれています。モノクロなのにハートフルで温かみを感じました。

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NHKの生放送中にライブ制作された作品「未来への航海」、TINGARAのCDに使われた「水面の旋律」など、久しぶりに見る作品もいくつかありました。「南の緑門」は、着色の違いからか、以前見た時や画集に載っているのよりも鮮やかに感じました。緑門から風が入ってくるというよりも、自分が動いて海側に抜けて行きたくなるような。

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うーん、やっぱりボクネンさんの作品はいいなぁ。やっぱり好きだなって、改めて感じました。

名嘉睦稔木版画展『琉球の春』
  http://islandgallery.jp/12457
 会期: 2016年2月11日(木)~27日(土)
      11時-19時 ※会期中無休、入場無料
 会場: Island Gallery
      東京都中央区京橋1-5-5 B1
      phone:03-3517-2125
 Twitter: http://twitter.com/islandgallery

Island Galleryは、東京駅八重洲南口から数分で着ける場所にあります。仕事帰りに寄らせていただくことがほとんどです。ギャラリーに続く階段の明かりに導かれるようでした。

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ボクネンさんのファンとしましては、春になると、桜の作品の展示を期待してしまいます。今回は富士山&桜の作品が入り口入ってすぐの場所で迎えてくれました。いつか、「陽に詩う」と「闇に詩う」が並べて展示されないかなぁ、なんて思ってしまう。ちなみに、どちらも、95cm×184cmの大きな作品です。

[撮影:2016年2月22日]

Island Gallery主宰者で写真家、映像クリエーターでもいらっしゃる石島英雄さんは、2月25日から開催されるCP+2016のシグマブースに出演を予定されています 詳しくは下記のURLをご覧くださいね。

CP+2016シグマブース最新情報|株式会社シグマ

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