« 木星と金星と月齢4のお月様 | トップページ | 朝型勤務が導入されたら? »

2015年6月22日

父親が実際に関わっている家事・育児に変化が。その理由は?

ベネッセ教育総合研究所が実施した「第3回 乳幼児の父親についての調査」によれば、「家事や育児に、今以上にかかわりたい」と考える父親は増加傾向にあり、2005年は47.9%だったのに対し、2014年は58.2%になったのだそうです。

Img2015062201

◆実際に関わっている家事・育児は?

実際に関わっている家事・育児の調査結果を、過去の調査結果と比較し、経年変化を見たのが、以下のグラフ。

9年前の第1回調査と比較してみると、
減少傾向にあるのは、

  • 子どもを叱ったり、ほめたりする
  • 子どもをお風呂に入れる
  • 子どもと一緒に室内で遊ぶ
  • 子どもが病気の時、面倒を見る

一方、増加傾向にあるのは、

  • 食事の後片付けをする
  • 買い物をする
  • 食事のしたくをする
  • 掃除をする
  • ごみを出す

子どもと直接接することが減少しているのですね。いわゆる家事をする傾向が高くなってきているようです。その背景には、子どもとの接し方に自信が持てないという理由もあるようで、2005年から2014年で36.5%から44.3%に増加しています。これは興味深いところです。

Img2015062202

◆親の帰宅時刻に関係あり

さらに興味深かったのが、父親の帰宅時刻と家事・育児の関係。以下のグラフで見ることができます。20時以前に帰宅する父親(水色の線)の方が、家事・育児をする割合が高くなっています。これは父親に限らず、母親にとっても言えることで、会社にいる時間の長さが家事・育児時間に顕著に影響を与えるということだと思います。自明な事柄ではありますが、こうやってグラフで見れるのはいいですね。

Img2015062203
調査結果の詳細は、以下のリンクをたどってみてくださいね。

情報源

« 木星と金星と月齢4のお月様 | トップページ | 朝型勤務が導入されたら? »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 父親が実際に関わっている家事・育児に変化が。その理由は?:

« 木星と金星と月齢4のお月様 | トップページ | 朝型勤務が導入されたら? »