世界人権デー、人権に関する講演を聴講しました
昨日12月10日は、世界人権デーです。1948年の12月10日に開催された第3回世界国連総会で、「世界人権宣言」が採択されたことを記念して、この日が世界人権デーになったのだそうです。さて、世界人権デーが定められたきっかけとなった「世界人権宣言」とは、どのような内容でしょうか。皆さんはご存じですか。私はちゃんと読んだことがなかったので調べてみました。
外務省のWebサイトに、世界人権宣言(仮訳文)が掲載されています。これを紹介させていただきますね。
世界人権宣言(仮訳文)
- 外務省 > 外交政策 > 人権・人道
人権問題というと、差別に関することをイメージしてしまいますが、それだけではないのですね。。。
ところで。世界人権デーに開催された講演を、私は聴講してきました。講師の方は、国連のお仕事を26年間なさったとのこと。世界の人権課題について、体験を交えた貴重な話を聞かせてくださいました。
一番インパクトがあったのが、パキスタンのマララ・ユスフザイさんの事件の話。「みんな高校に行きましょう」と、女性が教育を受ける権利を訴えたために、14歳の女性が狙撃されたという事件です。当時、ニュースになっていたことを、講演をきいて思い出しました。でもその事件が起きた背景はほとんど理解していませんでした。今、自分のいる場所で、自分ができる努力をしっかりとすることが一番だと常日頃考え、実践しているつもりです。これが間違っているとは思わないけれど、それ以外のこと、たとえば世界で起こっている出来事に目を向けることは、「自分がどう行動すべきか」のフレームを明確にして歩んでいくうえで、大切で役立つことだと、講演をききながら、未熟なりにも感じました。よいインプットを頂けたように思います。
日本でいう人権と世界でいう人権とでは、考え方、受け取り方に差があるのだとか。こういったことを踏まえて、一個人として、そして企業で働く者として、行動していく必要があるのだなと、再認識しました。
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