育休取得はプラス?マイナス?
育児休業の取得には、良い面も悪い面もあります。ライフネット生命が実施した「育児休業に関する意識調査」の結果では、その両方を見ることができます。紹介させていただきますね。
プラス面
調査結果によれば、育休を取得したことによるプラスの効果は、以下のとおり。
トップ3をピックアップしてみたのですが、男性と女性とで差があるようです。
- 男性の場合
- 配偶者の子育ての負担を軽減できた
- 夫婦で育児・家事・仕事の情報共有ができた
- 子どもと接する喜びを味わえた
- 女性の場合
- 子どもと接する喜びを味わえた
- 育児に慣れた
- 夫婦で育児・家事・仕事の情報共有ができた
マイナス面
育休を取得したことによるマイナスの効果に関する調査結果は、以下のとおり。
「マイナスの効果はなかった」以外を見てみると、男性、女性ともに「家計のやりくりが厳しくなった」が1位。収入源を補う制度はあるものの、やはり。。。女性の第4位には「配偶者が家事を手伝わなくなった」がランクインしています。育休が明けてもその状態が続いた、という話も耳にしたことがあります。制度を使う人や周囲の人の意識の問題も、調査結果から見えているように感じました。
- 男性の場合
- 家計のやりくりが厳しくなった
- 夫婦関係の溝が生まれた
- 子どもの世話で疲労感が増した、
夫婦喧嘩が増えた
- 女性の場合
- 家計のやりくりが厳しくなった
- 子どもの世話で疲労感が増した
- 復職に対する不安感から精神的に追い詰められた
育休の効果はプラス面ばかりではないです。
マイナス面ばかりでもありません。
ちゃんと調べて、自分がバランスがとれる場所を見つけ、うまく制度利用できるといいんじゃないかと思います。
情報源&グラフの出典
- 育児休業に関する意識調査 - ライフネット生命保険(2013年8月5日)
« ネット依存の中高生51万8000人、8%が「病的」 | トップページ | 1日で完成!自由研究リンク集2013 »
コメント