児童虐待相談対応件数66,807件、22年連続で増加
2012年度(平成24年度)に、全国207箇所の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は、速報値で66,807件だったそうです。22年連続で増加しており、今年も過去最多を記録したそうです。
児童虐待相談対応件数の推移は、以下のとおり。
出展: 子ども虐待による死亡事例等の検証結果(第9次報告の概要)及び児童虐待相談対応件数等 |報道発表資料|厚生労働省(2013年07月25日)
相談しやすくなったから増えたのか、虐待そのものが増えたのか。増加の原因は公開されている情報からは把握できなかったのですが、増えていることは確実です。
※以下、再掲の内容を含みます
児童虐待に関する相談・通告は、児童相談所で受け付けてくれます。勇気を出して、困った時には相談を。「おかしい」と感じたら通告を。
児童相談所全国共通ダイヤル
Tel: 0570-064-000
しつけという名目で、児童虐待ととれることをしてしまっていないか、自分の子育てを振り返ってみると、いいのかもしれません。自分の気持ちに気づくかも。
児童相談所の方と以前話をしたことがあるのですが、その方によれば、「通報すると、パトカーが来ますので、それなりの覚悟を」とのこと。
◆児童相談所一覧
引用元: 厚生労働省
- 平成25年度全国児童相談所一覧
- 児童相談所全国共通ダイヤル
- 共通ダイヤルの番号
0570-064-000 - 仕組み
全国共通ダイヤルに電話をかけると、発信された電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話を転送します。
- 共通ダイヤルの番号
◆「子どもを虐待から守る5か条」
引用元: 厚生労働省リーフレット
一、「おかしい」と感じたら迷わず連絡(通告)
→「通告は義務=権利」
ニ、「しつけのつもり…」は言い訳
→「子どもの立場で判断」
三、ひとりで抱え込まない
→「あなたにできることから即実行」
四、親の立場より子どもの立場
→「子どもの命が最優先」
五、虐待はあなたの周りでも起こりうる
→「特別なことではない」
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関連情報へのリンク
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第122回 児童相談所 心理職 鈴木 淳子さん
この対談記事は、児童相談所を知るための参考になります。読み応えがありますよ。 - 子ども虐待による死亡事例等の検証結果(第7次報告概要)及び児童虐待相談対応件数等 - 厚生労働省(2011年07月20日)
- オレンジリボン運動
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