約3割の企業に女性役員が1名以上登用されている 経団連調査
経団連が会員企業1300社に対して実施した「女性活躍支援・推進等に関する追加調査結果」によれば、約3割の企業に女性役員が1名以上登用されているのだそうです。
女性活躍支援・推進等に関する調査結果
女性活躍支援・推進等に関する追加調査結果
- 経団連(PDFファイル)(2013年07月29日)
※グラフの出展・情報源は後者
有効回答社数は348社。そのうち役員に女性がいる企業が30.7%(107社)。女性役員1人が70社、2人が19社、3人が12社、そして4人以上は6社だったそうです。経年変化について触れられているといいのにな。
ところで、今年4月19日に行われた安倍総理の「成長戦略スピーチ」は、“女性の活用が「成長戦略」の中核をなすものである”という内容でした。そして、「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上とする」という目標が挙げられていました。
経団連の「3割の企業に女性役員がいる」という調査結果の、「3割」の部分をどこかで聞いたような気がしていたのですが、おそらくこのスピーチですね。
「社会のあらゆる分野で2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上とする」という大きな目標があります。
先ほど、経済三団体に、「全上場企業において、積極的に役員・管理職に女性を登用していただきたい。まずは、役員に、一人は女性を登用していただきたい。」と要請しました。
引用元: 平成25年4月19日 安倍総理「成長戦略スピーチ」 - 首相官邸ホームページ
経団連のWebサイトには、同日、「女性活躍支援・推進等に関する企業の取り組み事例集」も掲載されました。管理職や男性の意識改革を目的とした研修、長時間労働の是正、休暇・休日の取得推進など、職場環境の改善に向けた活動が挙げられているのがいいな。効果的でありますように。
女性の活躍支援・推進に関する企業の取り組み事例集 - 経団連(PDFファイル)(2013年07月29日)
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