女性管理職比率が高い国ほど育児休暇はそれほど長くない
日経ウーマンオンラインに、「育休3年取得はキャリアの妨げになる」という記事が掲載されています。この記事によれば、女性管理職比率が高い国ほど、育児休暇はそれほど長くないのだそうです。男女共同参画の先進国、ジェンダーギャップの少ないスウェーデンでは、育児休暇は夫婦あわせても最大480日間なのだとか。また、アメリカでは有給の育児休暇はないのだそうです。先日、安倍首相が育休3年の施策を打ち出しましたが、やはり早めに復職できるような環境整備の方がありがたいのではないかと考えます。
「育休3年取得はキャリアの妨げになる」:日経ウーマンオンライン【私たちの働き方★未来会議】 (2013年06月13日)
さて、この記事の中でいいなと思ったのが次の部分。
20代、30代の女性の方とお話をしていると、就職や転職に際して「育児と仕事とを両立させる制度が整っているか」を気にされる方が少なくありません。
しかし、ご自身の将来のキャリアを考える上では「女性が活躍している企業かどうか」に注目してほしいと思います。
就職活動のとき、私は制度のことを気にしていました。キャリアのことは、あまり考えていませんでした。制度さえ整っていれば、支障はないのだと勘違いしていました。どう生きていくか、もっと先、せめて10年先のことを考えるべきでした。誰かに教わればよかったのかもしれないですが、そういう機会はなかったな。。。
そんな反省からも、「制度が整っているか」ではなく、ぜひぜひ「女性が活躍している企業かどうか」に注目してほしいなと思います。
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