『アンリ カルティエ=ブレッソン 「こころの眼」』写真展
会場の壁に書かれていたのが以下の文章。
これまで一度として
「写真そのもの」に情熱を傾けたことはない。
私が愛するのは、自らをも忘れる一瞬のうちに、
被写体がもたらす感動と形状の美しさを記録する
写真の可能性だ。
そこに現れたものが呼び起こす幾何学だ。
写真のワンショット、
それは私のスケッチブックの一冊。
被写体がもたらす感動と形状の美しさ。
それを記録する写真の可能性。
この文章を何回か反芻してから、
展示されている写真の間を、もう一度見て歩きました。
記録された感動と美しさを感じながら。
素敵でした。
短い時間でしたが、とっても良かったです。
会期内にもう一度行きたいなぁ。
どんな写真を撮りたいかときかれたら、私の場合、真っ先に思い浮かぶのは、アンリ カルティエ=ブレッソンの「サン=ラザール駅裏」という写真。最初に見たのは何かのテキストだったはず。この写真が展示されているとは知らずに出かけたのですが、会場で見れてとても幸せでした。そうそう、この写真に惹かれていたのです、私。
会場は、銀座のシャネルビルの4階にあるシャネル・ネクサス・ホール。信号待ちしていたら、シャネルのビルに写真展の案内が映し出されました。展示されている写真も何枚か映って。その中に「サン=ラザール駅裏」があって(下の写真)、しばらく交差点の端っこで、ひたすらビルを見上げてしまいました。
アンリ カルティエ=ブレッソン 「こころの眼」
http://www.chanel-ginza.com/nexushall/2013/hcb/
会場: シャネル・ネクサス・ホール
東京都中央区銀座3-5-3
シャネル銀座ビルディング4F
会期: 2013年1月18日~2013年2月10日
時間: 12時~20時
銀座のシャネル。私には一生縁のない場所だと思っていました。まさか写真展を見るために店内に入ることになるとは
仕事帰りの隙間時間を使って鑑賞しに行きました。シャネルのビルにたどり着いたものの、写真展の会場にどうやったらたどり着けるのかが分からずに困りました。。。お店のスタッフの方にきいてみようとドアの前まで行くと、白い手袋をした男性の方がドアを開けてくださいました。写真展を見に行きたいと伝えたところ、店内の奥のエレベーターで4階にあがってくださいとのこと。店内の奥といわれても初めての場所なので戸惑っていたところ、すかさず別の方がエレベーターまで案内してくださいました。
徹底したホスピタリティを感じるという体験ができたことも収穫。
いろんな場所にいろんな学びがあるのだなぁ。
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