子育て母親、地域の絆薄く 3人に1人「立ち話する人いない」
日本経済新聞Web版に『子育て母親、地域の絆薄く 3人に1人「立ち話する人いない」』という記事が掲載されています。
地域での子育てを通じた人付き合いを聞いたところ、子供同士を遊ばせながら立ち話をする友人らが「いない」と答えた母親は34.3%で、06年の前回調査に比べて8.7ポイント上昇した。「3人以上いる」は31.9%で8.6ポイント低下した。
引用元: 子育て母親、地域の絆薄く 3人に1人「立ち話する人いない」 :日本経済新聞(2013年01月25日)
ベネッセ次世代育成研究所は、「子育ての悩みを共有できるママ友などの存在は重要だが、共働きの増加などで地域のつながりが薄くなっている」と分析しているとのこと。共働き家庭の我が家でもそれは感じます。地域運動会のように参加しやすいイベントに行ってみようと考えたのは、地域を感じたかったからでもあります。学校のゲストティチャーのボランティアに応募してみたものの、3年の間、仕事の都合と活動時間があわずに一度も参加できなかったという苦い思い出もあります。働きながら地域とかかわりを持つことって、気持ちはあってもなかなか難しいと感じています。
ところで。上で引用させていただいた日本経済新聞Web版の記事は、昨年11月にプレスリリースと速報版が出された「第2回 妊娠出産子育て基本調査」の内容のようです。だとしたら、なぜ今頃、2か月も経ってから記事になっているのかしら。。。
「第2回 妊娠出産子育て基本調査」の速報版では、下記のように書かれています。ご参考まで。
育児期妻で、「子ども同士を遊ばせながら、立ち話をする程度の人」が「1人もいない」と回答したのは34.3%で、 2006年より10ポイント近く増加している。「○○ちゃんのことを気にかけて、声をかけてくれる人」などでも同様 の傾向がみられる。
引用元: 「第2回 妊娠出産子育て基本調査」速報版(PDFファイル) ベネッセ次世代育成研究所
関連情報へのリンク
- 第2回 妊娠出産子育て基本調査(横断調査)
ベネッセ次世代育成研究所
※プレスリリースは、2012年11月16日付。
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