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2012年9月 6日

高野山東京別院で瞑想体験

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高野山東京別院で、阿字観(瞑想)体験に参加してきました。丁寧に教えていただき、気持ちのよい経験をさせていただきました

◆阿字観(あじかん)とは

頂いた資料によれば、阿字観(あじかん)とは、真言密教の瞑想法の一つであり、瞑想により「宇宙的世界と自分はひとつである」ことを実感すること、だそうです。

◆目的ときっかけ

参加の目的は、瞑想をきちんと教わりたかったから。瞑想について調べたり、本を読んだりしたことはあったのですが、本のとおりにやってみても、何が違っている気がして、ずっと、分からないままで過ごしてきていたからです。

ふと見つけた高野山カフェのWebサイトで、瞑想体験があることを知ったのがきっかけ。初心者でもOK、お坊様が瞑想を指導してくださるということ。仕事の後、行けそう。なので、申し込んでみたところ、普段、くじ運がないのに、当選!体験に参加できることになりました。せっかくの機会ですので、新丸ビル会場ではなく、品川駅から徒歩10分ほどの場所にある、高野山東京別院会場を選びました。

◆体験しました

会場の高野山東京別院は、厳かな雰囲気でした。ここだけ空気が違っているかのよう。参加者は50名くらい。

本堂の様子は、こんな感じ。
高野山カフェの、facebookへのリンク

総本山金剛峯寺からいらした、東山先生から、座り方、手の組み方、呼吸を整える方法など、一つ一つ、作法を教わりました。うまくできないでいたら、近くにいらしたお坊様が、こんな感じです、と、丁寧に、見本を見せてくださいました。

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本堂という特別な場所だったこともあるのでしょうけれど、呼吸の整え方を、数分、やってみたあたりから、リラックスして、すがすがしい気持ちになれました。

この呼吸の仕方って、リラックスするのに使えそう。東山先生のお話にあったように、辛いこと、苦しいこと、頭にくることなどが起きたときに、この呼吸法を知っていれば、その辛さや苦しみや怒りを、何割かでも減らすことができそうだな。ということを、実体験から学ぶことができたように思います。何かで読んで知っていた知識ではあったけれど。瞑想体験の初めに、「今日の体験で何か一つでもつかんで帰ってほしい」というお話がありましたが、私がつかんだのはこの呼吸法でした。

分かりやすい指導と楽しいお話で、よい時間を参加者の皆さんと過ごさせていただきました。このような体験は初めてでしたが、ひとりでやってみるのよりも、みんなでやってみることの方が、また、読むだけよりも、実践してみることの方が、ずっといい感じで、より理解できるように思えました。

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◆気になったこと

今回、体験したのは、真言密教の瞑想法の一つ「阿字観」です。私の実家の菩提寺は曹洞宗です。気になっていたのは、宗派の違い。体験会場で質問してみたところ、宗派が違う人は、呼吸のときに「阿」をとなえる部分は、しない方がよいとのこと。体験でやった、「阿」をとなえない呼吸法の方は、しても問題ないとのことでした。

◆清めのお香

体験が始まる前、本堂の入口で、塗香(ずこう)で体を清めるようにと、言われました。お香の粉を手のひらに乗せ、両手を合わせてすりこみ、自分の体をなでるように、手を動かすようにとのこと。このお香は、香りが強く、自宅に帰るまでずっと、香っていました。

瞑想体験が始まるまでの間、塗香の香りに包まれながら、静かに座って待ちました。まだ何も始まっていないのに、香りと本堂の雰囲気のせいか、自分と空気の境目がなくなるような、不思議な感覚がありました。とかって、私だけかも(^^;

P.S. 当選した後、お迎え当番をお願いしていた旦那様に急な出張が入ってしまい、参加できなくなってしまいました。でも、その出張が急になくなったため、参加できました。ラッキーでした。

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