映画「ケイト・レディが完璧な理由」を観てきました☆
「ケイト・レディが完璧な理由」は良い映画だ。ハッピーエンドで、気持ち良く、次のステップに踏み出せる気分にさせてくれる。私の中では、海外旅行から日本に戻ってくる飛行機の中で上映される映画のイメージだ(*a)。働く女性、働く母親に限らず、女性にオススメ。元気をもらえる映画だと思う。
映画「ケイト・レディが完璧な理由」公式サイト
I Don't Know How She Does It
★以下の記事は、ネタバレの内容を含みます。これからご覧になる予定の方は、ご注意ください。
原作がイギリス、映画化はアメリカだけれど、私たち日本の女性が共感できる部分が随所にある。
たとえば、子どもの看護するという理由で、父親が会社を早退すると、家族思いということで格があがる。一方、同じことを母親がすると、仕事に無責任、使えないと思われてしまう風潮に関するセリフなど。うなづける部分が結構あった。
*a) [追記] 後で知ったのだが、実際に飛行機の中で上映されていたらしい。
予告編はこちら(↓)。
映画「ケイト・レディが完璧な理由」予告編 - YouTube
最後、ケイト・レディが上司にモノ申すシーンが爽快。よく言った!と褒めてあげたくなる。とってもいい。そのシーンを見て、やっぱりやるべきことは、日頃からちゃんとやっておかないとね、と、肝に銘じた。
◆上映シアターが少ないのが残念
残念なのは、上映されている映画館が少ないこと。オフィシャルサイトで調べてみたら、6月2日の公開から日がそれほど経っていないのにもかかわらず、上映している映画館が非常に少ない。東京でさえ3箇所だ。このハードルは高い。いつも子連れ映画で行っている映画館で見ようと考えていたのだが、甘かった。
私が見たのは、シネマート新宿。この映画館では、来る6月21日の木曜日に、親子同伴特別上映が実施されるとのこと。12:30の上映回に限って、通常よりも、照明が明るく、音響も控えめ。子どもが泣くのはあらかじめご承知ください、という上映会。こういう機会が設けられることはいいな。とはいえ、映画の内容から考えても、上映される映画館がこれから増えるとは考えにくい。DVDが出たら見るとか、TV放映されたら見るとか、そういった機会に期待したい。
ケイト・レディが映画の中で言っているように、子育てしていると、映画に行くのがなかなか難しい。子どもをみていてくれる人が誰かいてくれれば、映画に行ける。または、会社が休みのときに見に行く(今回の私はコレ)。
映画に限らず、出かける努力をすればチャンスは増える。母親になって最初の数年は、映画とかコンサートとかは行けないと思いこんでしまい、その努力をしなかった。努力しても行けなかったかもしれないけれど(^^;
【追記(2013年2月)】DVDが発売されました!
ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ) [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2013-02-06
◆若い後輩女性社員の気持ちの変化
「ケイト・レディが完璧な理由」の主演は、サラ・ジェシカ・パーカー。彼女は、(私はちゃんと見たことないけれど、)「セックス・アンド・ザ・シティ」他で有名なせいか、話題は彼女の方に寄っているように思える。しかしながら、私がとっても好感を持って見ていたのは、仕事中毒で子供恐怖症の後輩社員のモモ。このモモの気持ちの変化が良かった。ワーキングマザーの私は、彼女のセリフに、途中、何回もほほ笑んでしまった。彼女もまた、女性の気持ちを代弁してくれていると、私は思う。
◆鑑賞者は女性が圧倒的多数
たまたまレディースデーだったからかもしれないが、やはり女性の鑑賞者が多かった。私が見た回では、私が見かけた男性は2名。うち1名は、カップルで。もう1名は、お仕事中に立ち寄った風の荷物をお持ちのおじ様でした。一番後ろの席で、おじ様が書類をバッグにしまっているところを見てしまった(^^; 映画館は混んではいなかったが、あんなに女性ばかりで映画を見る空間は、初めてだったかも。
◆レディースデー
映画の始まる時刻を調べたら、有楽町での上映は一日2回。1回目が12:05開始、2回目が21:30開始。2回目は無理なので、1回目を見れるように移動。しかしながら、私が到着したときには、すでに満席... orz 上映回数の少なさよりも、レディースデーで女性は1,000円だったことと立地の良さと座席数が、理由ではないかと推測。
有楽町でショッピングして、映画はまた今度、というわけにはいかない。おそらく上映期間中に、映画を見に行けるような日は来ないだろうから。というわけで、ヒューマントラストシネマ有楽町からシネマート新宿に移動。新宿の映画館には空きが沢山あり、チケット を購入できた。上映回数が多い新宿に、最初から行けばよかったなぁ。時間、ロスしてしまった自分が嫌だったけれど、やりたかったことを一つ、こなせたから、よしとしよう。
◆リストづくり、携帯が手放せない
この日、私が用意したタスクは5個、予備に2個。タスクリストを頭の中で確認してから行動を開始した。このうちの一つが、映画「ケイト・レディが完璧な理由」を見に行くこと。ドラえもんとか、ポケモンとか、マジック・ツリーハウスとか、子どもの映画鑑賞に付き添って映画を見ることが多かったので、久しぶりの大人の映画だ。で、その大人向け映画をみはじめたら、リストを作る話が出てきた。自分がやっていたことと似ているところがあって、苦笑いしてしまった(^^;
あと、携帯が手放せない、という部分もとっても共感。仕事していても、常に子どもたちのことは頭にあるから。仕事の真っ最中に、保育園や学校からの電話がかかってきて、、、なんてことも、あったっけ。家族のプロマネは母親だという話を読んだことがあるけれど、まさにそんな感じかも。なんだかんだと、携帯は活躍している。
仕事先にいるケイト・レディが、携帯電話で、子どもに歌を歌ってあげるシーンがあった。切ないシーンだ。こんなときも携帯電話は、役立っている。
◇ ◇ ◇
サントラは、たぶんこれ。
![]() |
I Don't Know How She Does It Soundtrack Lakeshore Records 2011-11-01 |
原作(邦訳版)はこちら。この記事を書いている時点では、Amazonでも楽天でも、新品で購入することはできないみたい。読んでみたいから、古本で探そうかな。
![]() |
ケイト・レディは負け犬じゃない ソニーマガジンズ |
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監督: ダグラス・マクグラス
出演: サラ・ジェシカ・パーカー 、ピアース・ブロスナン 、グレッグ・キニア
試写会場: シネマート六本木
公式サイトはこちら。 (2012年6月2日公開)
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予告がおもしろそうだったので、迷わず公開初日に行きました。
『セックス・アンド・ザ・シティ』は1も2も見たので、サラさんは、この役にぴったりだなぁと感じました。
女性にとって、結婚するか否か。
キャリアはどうするのか。
子どもは何人もうけるのか。
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