子ども手当、子どものために使っている?
頂いた子ども手当を、皆さんはどんなことに使っていますか?子どものために使っていますでしょうか?子ども手当の使い道と金額に関する調査結果が、厚生労働省のWebサイトに掲載されています。
平成23年「子ども手当」の使途に関する調査結果
- 厚生労働省(2011年12月26日)
◆子ども手当の使い道
子ども手当を、何にいくら使ったのか(使う予定なのか)、使用金額に関する調査結果は以下のとおり。
- 子どもの教育費等
17,878円(34.4%) - 子どもに限定しない家庭の日常生活費
8,282円(15.9%) - 子どもの将来のための貯蓄・保険料
7,936円(15.3%) - 子どもの生活費
6,634円(12.8%) - 子どものおこづかいや遊興費
2,372円(4.6%) - 子どものためとは限定しない貯蓄・保険料
805円(1.5%) - 大人のおこづかいや遊興費
238円(0.5%) - わからない・使い道をまだ決めていない
6,893円(13.3%) - その他
931円(1.8%)
上の結果は平均金額なので、家庭によって割合は異なるかと思います。子どもに限定しない部分を赤字で示してみましたが、合わせると17.9%。結構、多いのですね。
子どもに直接は関係のない、家や車のローンの返済や家賃の支払いに使った人は、22%もいるのだとか。間接的には関係があるとは思うのですが、なんかちょっと本来の趣旨とは違う気がします。
「子どもに限定しない家庭の日常生活費」と「子どもの生活費」は、世帯年収が低くなるほど、使用金額が高くなっているのだそうです。また、「子どもの教育費等」は、一番上の子どもが大きいほど、使用金額が高くなっているのだそうです。
◆法律には何と書かれているか?
法律には、以下のような条文があります。子ども手当を受け取った人が、趣旨に従った使い方をしているか否かの確認や、守らなかった時の罰則については記載がないようですが、「子ども及び子育て家庭に資するよう用いなければならない」とのこと。子ども手当を受け取った大人の小遣いになっていては、よくないようです。
(受給者の責務)
第二条 子ども手当の支給を受けた者は、これを子ども及び子育て家庭に資するよう用いなければならない。引用元:平成二十三年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法(PDFファイル)
ところで、我が家の子ども手当は、いったい何に使われたのでしょうか?受け取った人に確認してみたところ、「子どもに限定しない家庭の日常生活費」として、使われているようです。
10月以降の子ども手当を受け取るには申請が必要なのですが、この前、確認したら、3月末までに申請すればいいのだから、まだ申請していないとのこと。私が申請すると言ってみたんだけど、自分で申請したいようで。。。そんなわけで、私と子どもたちは、定額給付金や子育て応援特別手当のときと同じく、子ども手当についても、直接は、手当の恩恵には与ってはいないのでした(^^;
子ども手当、忘れずに申請はしてほしいな。
このブログの関連記事
- 子ども手当、2012年度廃止(2011年08月04日)
- 扶養控除の見直しで、平成23年分から所得税が増税に(2011年01月28日)
扶養控除の見直しで、子ども手当受給世帯は、増税になります。所得税は平成23年分から。また、住民税は平成24年分からです。
関連情報へのリンク
« 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2011 | トップページ | 喪中の時のお正月の過ごし方は? »
コメント
« 仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)レポート2011 | トップページ | 喪中の時のお正月の過ごし方は? »
うちの使い道は、
「子どもの将来のための貯蓄・保険料」
ですね。用途が決まらないお金は、
まずは、貯金。我が家のお嬢様が一番
貯蓄率が高いです^^;
投稿: kingkom | 2011年12月29日 11時27分
★kingkomさん
堅実ですね。さすがですw
私も貯金しておいてあげたいな。
コメント、ありがとうございました。
投稿: windy | 2012年1月 1日 07時52分