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2011年5月23日

「動画と写真でつながろう!」デジタルライフを考えるブロガーミーティング参加レポート(2)

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「動画と写真でつながろう!」デジタルライフを考えるブロガーミーティング参加レポートの続きです。前の記事では、クラウド対応のデバイスサーバである「N-TRANSFER」、通称「エヌトラ」君を紹介させていただきました。また、PCレスでフォトフレームに写真を自動送信する方法の、体験をレポートさせていただきました。この記事では、PCを使ってフォトフレームに写真を自動送信する方法の体験レポートと、イベントの感想を中心に、紹介させていただきます。

     ◇     ◇     ◇

エヌトラ君を使って、受信側のフォトフレームに写真を表示する方法には、以下の二つがあります。

  • 方法1)PCを使わない方法:
     エヌトラ君にUSB機器をさす。
  • 方法2)PCを使う方法:
     写真共有サービスにアップロードする。

◆方法2)PCを使う方法:
  写真共有サービスにアップロードする。

方法1)PCを使わない方法:エヌトラ君にUSB機器をさす。」は、さすだけでデータが送れるため、とっても簡単。便利です。不慣れな方、PCスキルが低めの方向けの使い方だと思います。その反面、写真を選択して、フォトフレームに送ることができません。送る写真を選びたい場合は、方法2の、PCを使う方法を用います。私が、実際に使うとしたら、こっちの方法ですね。

デジカメの写真データをフォトフレームで映すためには、例えば、

  1. デジカメの写真が入ったSDカードをパソコンに指す。
  2. 写真データをパソコンに格納する。
  3. パソコンからフォトフレームに、写真のデータを複写する。

といったような手順が必要です。フォトフレームが手元にあればいいのですが、遠く離れた場所にあるときには、フォトフレームに写真データを入れることが難しかったりします。ところが、受信側にエヌトラ君を使うと、

  1. デジカメの写真が入ったSDカードをパソコンに指す。
  2. 写真データをパソコンに格納する。
  3. パソコンから写真共有サービスに、写真のデータをアップロードする。

といった手順になります。送信側が、写真共有サービスに写真をアップロードするだけ。受信側のフォトフレームには、エヌトラ君の働きで、自動的に写真が追加されます。フォトフレームへのデータ保存が自動っていうのが、いいかも。

ブロガーミーティングでは、エヌトラ君に対応している写真共有・投稿サービス「FileJet」を使いました。

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システム構成は、以下のとおりです。

  • 送信側には、ノートPCとSDカードとUSB変換アダプタ。
  • 受信側には、方法1と同じく、エヌトラ君とフォトフレーム。
  • 送信側と受信側の間には、クラウド写真共有サービス。

まず、SDカードをUSB変換アダプタに入れ、PCに挿入します。他のブロガーさんが試しているところを撮らせていただきました。
※私の手ではないです(↓)。重要なので、念のため(^^;

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フォトフレームに表示したい写真を選択し、写真共有サービスにアップロードします。

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しばらくすると、受信側のエヌトラ君が働いて、写真共有サービスに追加した写真が、フォトフレームに表示されました。フォトフレームに写っているのは、ブロガーミーティング参加中のブロガーさんたち。NTT西日本の説明員さん撮影のお写真です。

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◆方法2を試してみた感想

送信側にPCが要らない、かつ、USB機器をさすだけでOKな方法1もいいけれど、やっぱり、方法2の、PCを使う方法が主流になるんじゃないかなぁ。

理由を、3つ、挙げてみました。

1点目:送る写真データを選択できるから

PCを使えば、送る写真データ・動画データを選択できるからです。ただし、フォトフレームに送るための写真を撮るときには、いつも同じSDカードを使って撮影するのであれば、方法1でもいいかも。

2点目:送る写真を加工できるから

PCを使えば、加工したデータを送ることができるからです。

前の記事でも書きましたが、送信側は、フォトフレーム側で再生可能なデータ形式ファイルで送ることが必要です。例えば、SONYさんのデジタルフォトフレーム S-Frameでは、iPhoneの動画データは、そのままでは再生できないとのこと。ですので、送信する前に、S-Frameが表示可能なデータ形式への変換が必要です。方法1では、PCを使わないため、動画データの形式変換はできません。

他には、たとえば、写真と一緒にBGMも送りたい場合があります。写真データとBGMをセットで送ることはできません。解決策としては、BGM付きの動画にする方法があります。この場合、動画をつくるために、やっぱりPCが必要です。

3点目: 自分の普段のスタイルに近いから。

◆ブロガーミーティングに参加した理由

「ブロガーミーティング」に参加させていただいたのは、気になっていたフォトフレームを体験するいい機会だったから。それから、もっとも短い期間で、実践的な周辺知識を身につけたかったからです。

離れて暮らす両親に、デジカメで撮った、子どもたちの写真や、出張先や街歩きで撮った写真を送りたいと考えていました。時々、デジカメの写真データをプリントして、ミニアルバムに入れて郵送していました。でも、そのミニアルバムを、母が持つのが難しい状態ではないかと感じたからでした。なぜなら、春先、帰省したときに、私のiPhoneを手にした母が、「案外、重いものだね」と言ったから。

そんな折、ブロガーミーティングの参加者募集のメールを受け取りました。

知識は習得できたので、目的は達成できました。
残念ながら、母には見てもらえなかったけれど。

エヌトラ君&フォトフレームのモニター期間がまだ残っているので、粘って、これから、あれこれ、使わせていただくつもりです。

ブロガーミーティングの会場で、何人かのブロガーさんと会話することができたのですが、ブロガーミーティングやモニターの常連さんであるご様子でした。みなさんの姿勢、参考になりました。

◆エヌトラでいいんじゃない?

最後に。参加レポートでは、「N-TRANSFER」のことを、「エヌトラ」君と書かせていただきました。これは、この日、試用レポートを披露してくださった、人気ブログ「ネタフル」を運営するカリスマブロガーのコグレマサトさんの、

 「エヌトラでいいんじゃない?」

という言葉に由来しています(↓)。

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コグレさんは、アルファブロガーのお一人。お会いできて、とってもうれしかったです。プレゼンも上手でいらして、さすがwwwという感じ。学ぶところ、多かったなぁ。

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コグレさんの意見に賛成!
私も、エヌトラでいいんじゃないかと思う。

クラウド対応のデバイスサーバとして、固い役目を担うときには「N-TRANSFER」という名前でもいいと思います。購入依頼に、ハンコ、もらいやすいだろうし。
一方で、「さすだけで、写真データ、送れます」的使い方がウケそうな、パーソナルユース向け製品として市場に出すなら、「エヌトラ」でいいんじゃないかと。

以上、ブロガーミーティングの参加レポートでした。
AMNさんから、よい機会をいただきました。
ありがとうございました。

モニターレポートは、また後日。

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