[東日本大震災]寄付したお金が何に使われるのかが分かるマップ
「3.11 Graph」には、東日本大震災に関するインフォグラフィックスが集められています。デザイナーさんたちが、デザイナーにできることとして、震災に関するデータ・情報を、見える化してくれています。上の「Japanese earthquake donation's tree map」は、寄付したお金がどこで使われるのかを表わしています。視覚的にパッと理解することができるのが、とってもいいな。
このマップをみれば、寄付されたお金が、
- 「被災した地域の各種自治体」に送られる
- 「被災者(世帯)に個別に振り込まれる」
- 「現地で活躍する人道支援NGOの活動支援」に使われる
- 集計が終わってから寄付支援先が決定される
のどのルートで使われるのか、すぐに知ることができます。全体の流れが俯瞰されているのは、私はここでしか見たことないです。ここ2,3日、話題になっていたから、目にした方も多いのでは。
自分の寄付したお金がどこで使われるのかわからないから、寄付しにくいなと感じたこともあります。文字情報を読めば書いてあるのだけれど、なかなか読めなくてということもしばしば。ここに、一瞬で理解できちゃうインフォグラフィックスを使ってくれた、ということに、個人的に、とっても拍手を送りたい気持ちです(^^)
「3.11 Graph」の「Radiation Dosage Chart」もいいな。どのくらいの放射線量なら安心なのか危険なのか、可視化されています。日頃の生活の中でも、放射線をあびているわけですが、それがどの程度なのか、目から知ることができました。
文章からでなく、図で理解できるインフォグラフィックス。いろんなところで役立ってほしいな。
さて、作者の灰色ハイジ(@haiji5050)さんが「Japanese earthquake donation's tree map」作成の情報源にされたのは、以下のサイトとのこと。こちらも見てみようと思います。マップ見た後だと、理解しやすいかも。
以前、紹介させていただいた「節電ポスター」は、コピーライターさん&デザイナーさんたちの「自分たちにできること」でした。今回紹介させていただいたのはデザイナーさんたちの「自分たちにできること」。さて、私にできることは?と、また、考えさせられました。
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