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2011年4月25日

「生誕100年 岡本太郎展」を観に、東京国立近代美術館へ

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東京国立近代美術館に、
生誕100年 岡本太郎展」を観に行きました

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生誕100年 岡本太郎展」の会場は、東京国立近代美術館。いつも首都高速から後ろ姿は見ているのですが、行くのは初めて。東日本大震災の影響で、開館時間が16時までと短くなっていたので、足早に向かいました。

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美術館の入り口にたどり着いたのが、閉館時刻の約30分前。すでに、音声ガイドの貸出は終了していて、借りることができませんでした。残念。

絵画、彫刻、写真、デザインなど、約130点が展示されているとのこと。作品ひとつとっても色使いがすごい岡本太郎さんの作品ですので、これだけの数があると圧倒されます。特に印象に残った作品は二つありました。一つは「夜」。あと一つは、学生運動のことを描いた作品。倒れた人の低い視点から見上げる空がココロに残りました。

「明日の神話」の最終下絵も展示されていました。下絵といっても11m近くあるのですね。でも、渋谷駅にある、実際の巨大壁画の方がずっと、訴えかけてきてくれるように感じました。

「座ることを拒否する椅子」という作品が展示されていました。実際に座ってもいいということでしたので、座ってみました。おしりで感じるパブリックアート、といえばいいのでしょうか 椅子は三つあるのですが、座る面に目がついている椅子もあって、スカートで座るには戸惑いも 座るのを拒否するのは椅子なのか人なのか。どちらもなのでしょうね。きっと。

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ところで。展示作品の中に「こどもの樹」像がありました。この像、どこかで見たことあるなぁ、と思って、近くの説明を読んでみたら、こどもの城に設置されているものだとわかりました。なるほど。私、数年前、こどもの城に出張で行ったことがあります。そのとき、見ていたのでした。岡本太郎さんの作品とは意識せずに、でしたが。

こどもの城に出張に行った日の写真を調べてみたら、「こどもの樹」の写真もちゃんと撮ってありました! お皿のような顔がいくつもついている、不思議な作品だなと見上げていたことも、思い出しました。下の写真がそのとき(2005年12月)に撮影した写真です。

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パブリックアート。街中に、ふと置かれていたりするので、著名な方の作品だとは、特に意識しないで、作品を目にしていたりするのですよね。

さて、展示会場の最後のコーナーでは、一人一枚、「太郎のことば」を頂けます。壁にあいた穴の中に手を入れ、くじ引きのように一枚を選びます。通り過ぎてしまう人もいたのでは?以下の写真のように、頂いたのは一言でしたが、壁にはたくさんの言葉が書かれていました。

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30分間での駆け足での鑑賞でしたが、観に行くことができてよかったな。それから、東京国立近代美術館前の内堀通りの桜の散り具合が、とっても風情がありました。

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この日は、会社の創立記念日。午後の式典終了後は、早めに帰宅してもよい日でした。毎年、創立記念日の日に早く帰れたためしがないのですが、今年は思い切って仕事を切り上げました。この日を逃すと、私、展覧会を観に行けないですし(^^;

美術館を出た後、学童保育にお迎えに行くまでは、まだ、自分時間です。何箇所か立ち寄りながら、街歩きしてみました。時間、大切に、使いながら。

街歩きの最後は、名嘉睦稔「地球交響曲展」開催中の Island Gallery(京橋)へ。途中の立ち寄り先については、また、別の記事で紹介させていただきますね。

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