これまでの省エネって何だったんだろう?
ニューズウィーク(Newsweek)のWebサイトの「停電になりそうな夜に」という記事で、『停電の夜に』という小説が紹介されています。『停電の夜に』は読んだことがないけれど、ニューズウィークの記事には、共感できる部分が多くありました。これまでの省エネを振り返り、これからにつなげるヒントがあるように感じました。
停電になりそうな夜に
- ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
(2011年03月21日)
今までって何だったんだろう。今までだって、今のこの暮らしができたんじゃないかと思う。省エネしていたけれど、今一歩、踏みこめていなかったんじゃないかと思う。
今の暮らしは、引き締まっていて、無駄が少なくて、心地いい部分もあったりします。きちんとできていない部分を、あるべき姿を、震災に教えてもらったようにも思います。
そして驚くのが、意外とこんな生活も出来るではないか、ということ。オフィスや店舗の明かりが薄暗くて室温が低くても、やっていける。夜型の都市生活が機能しなくなっても、思っていたほど困らない。家でも外でも、誰もがごく当たり前に節電している。多少の不便をカバーするように、皆が声をかけたり協力し合ったりしている。
そして、今までこれが出来なかったという事実に愕然とする。いったいこれまでの省エネって何だったんだろう? どこかで他人事だと思っていなかった? 必要のない時間に必要のない物を消費し、必要のないことをしていたのでは?
引用元: 停電になりそうな夜に - ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト(2011年03月21日)
節電。いますぐにできること。
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停電の夜に (新潮文庫) ジュンパ ラヒリ 著 |
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