保育所待機児童数、3年連続増加
厚生労働省のWebサイトに、4月1日現在の保育所待機児童数が掲載されました。保育所への入所を希望しているにもかかわらず、保育所に空きがなく入所できない子どもの数(保育所待機児童数)は、3年連続で増加したとのこと。増加したものの、増加幅は少なくなっているようです。昨年は前年比で5,834人増だったのですが、定員が増えたために、今年は891人増にとどまっているのだとか。
保育所待機児童数の推移は、以下のとおり。
グラフの出典: 厚生労働省:保育所関連状況取りまとめ(平成22年4月1日)
0~2歳児の待機児童が多い傾向には、変化なし。今回の調査でも、待機児童全体の82%を占めています。
働きたい保護者が増加しているということですね。
下の子の入園のとき、1ヶ月だけでしたが、待機児童を経験したことがあります。あの1ヶ月間は、相当、しんどいものでした。いろんな選択肢を考えて、いろんな預け先を考えました。育児休職中だったのですが、休めた記憶がまったくありません。
「保育園に空きがなくても、休み明けで、働き始める準備を始めた方がいいよ」って、保育園の先生にアドバイスを頂いたり。「保育園以外にも預け先はありますよ」って、行きつけの美容室のお姉さんにヒントをもらったりしたことも。
この調査結果は、毎年見てきています。働く理由は人それぞれだと思いますが、保育園を利用したい女性が増加している傾向はあるようです。保育園の整備がそれに追いついていないのは、相変わらずの傾向なのですが、改善されてきているように思いました。
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関連情報へのリンク
- 厚生労働省:保育所関連状況取りまとめ(平成22年4月1日)(2010年09月06日)
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