行政事業レビューで育休取得支援の助成金が「直ちに廃止」に
厚生労働省が実施した「行政事業レビュー(各府省版事業仕分け)」で、育休取得を促す「育児休業取得促進等助成金」と、残業時間の短縮を支援する「労働時間等設定改善援助事業」の二つに、「直ちに廃止」との判定が出されたそうです。「直ちに」という部分が、ポイントなんじゃないかと思いました。
「直ちに廃止」となった2つは、両方とも企業に対して支払われるお金だったと思います。個人に直接メリットがある助成金・事業ではなかったのですが、やはり効果が薄かった様子。廃止事業で使われるはずだった予算は、効果が見込める、よい方向の事業に使ってほしいな。YouTubeで行政事業レビューの様子が公開されているので、後で見てみようと思います。
厚労省仕分け、育休支援など4事業「廃止」
…略… 育休制度の利用を促す「育児休業取得促進等助成金」と、残業時間の短縮を支援する「労働時間等設定改善援助事業」の2つは「直ちに廃止」。有識者からは「効果が薄い」「他の助成金事業と統合すべきだ」といった意見が相次いだ。
引用元: 日本経済新聞(2010年06月07日)
関連情報へのリンク
- 行政事業レビュー ‐ 内閣府行政刷新会議
- 厚生労働省行政事業レビュー
(育児休業取得促進等助成金)
- 厚生労働省動画チャンネル「YouTube」
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