「子持ち女性社員の優遇が許せない!」って気持ちも理解できる
ダイヤモンド・オンラインに「子持ち女性社員の優遇が許せない! “働きマン”な独身女性社員たち」という記事が掲載されています。
この記事の最後には、
こうしたトラブルが起きたのは、元々、職場で同じような働き方をしていた同僚が育児を経て働き方を変えたことに対して理解をできない社員がいたことが原因です。そして、ワーキングマザーに比べて、一般の女性社員に対しての気配りが欠けていたことで、不満が爆発したとも言えます。
と書かれています。この記事に登場する女性の「子持ち女性社員の優遇が許せない!」って気持ちも理解できるのですが、相互理解が必要だと、私は思います。
ワーキングマザーと一般の女性社員の違いにかぎらず、さまざまな違いが存在しているから。様々な背景を持っている人たちが、同じ職場で働いているから。
「ワーキングマザー」だから、ということでひと括りになんてできないし。ひと括りにしてほしくなんてないし。
ワーキングマザーになって、より時間が管理が必要になって、ワーキングマザーになる前は、時間を有効に使えていなかったなぁ、って感じている人は、多いと思う。限られた時間の中で、昔と同等に、昔以上に成果をあげようと努力している人だって少なくないと思う。
会社にいる時間の長さだけで評価しないでいただけると助かるなぁ。成果で評価してほしい。会社にいる時間の質をみてほしいなぁ。
違いを理解する。
まずは、理解することから、なんだと思う。
関連情報へのリンク
- 子持ち女性社員の優遇が許せない! “働きマン”な独身女性社員たち - ダイヤモンド・オンライン(2010年05月31日)
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コメント
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そうですね。
自分と立場の違う人に対する理解というのは、なかなか頭で分かっていても難しいなと思います。相手が大変な部分、苦労している部分は大体の場合、見ようとしないし、相手も隠していることも多いです。
そうすると、見える部分だけで「あの人ばかりズルい!」ということになってしまうのだろうなと。
自分が見える部分を見たほうが分かりやすいから、想像をするということがしにくいのかもしれませんね。フルタイムの人に「自営の人はいいね、自分で仕事の裁量を決められるから」といわれました。「それはそうだけど、厚生年金とかないから。休んだら収入はその分ありませんよ。経理も自分でやらなきゃならないし」と返したら、「そうか~、それはキツいね。やっぱりそれぞれいいところも悪いところもあるね」と言われ、ああ、分からないからしょうがないかな、と、思ったので。
投稿: ことなりままっち | 2010年6月 3日 08時55分
★ことなりままっちさん
コメント、ありがとうございました。返事がものすごく遅くなってしまいました。ごめんなさい。
自分と立場の違う人を理解することって、なかなか難しいですよね。話をきいて分かったつもりになっても、本当のところは分かっていないことって、結構あると思います。そのギャップを埋めるのはなかなか難しくて。で、違う立場の人がいるってことを理解することだけでもできるといいんじゃないかなぁと思います。立場を理解するまではいかなくても。
投稿: windy | 2010年6月21日 01時33分