「小1の壁」には“扉”が付いている
「小1の壁」は、一枚板ではないんじゃないかと思う。上の子の時には、たしかに「壁」はあった。けれど、ありがたいことに蜃気楼のようだった。下の子の時、それは今なんだけど、「壁」は、かなり頑丈そう。でも、よく見たら、きちんと“扉”が付いていることに気付いた。
いかに前向きにとらえることができるか。
それが一番の課題だったりします。
◆登下校が心配
「小1の壁」に悩むのは、共働き家庭において、ほとんどの場合、母親側ではないかと思います。子どもの小学校入学を機に、「働き方を変えなければダメかもしれない」とか、「仕事を辞めなければ無理かもしれない」とか、考えたり、悩んだり。
最近考えているのは、登下校のこと。
新小学1年生の保護者としては、慣れるまでは、小学校の門まで、朝、一緒に行きたいです。ところが、これができないかもしれない。。。小学校は登校時間帯が決まっているため、保護者の出勤にあわせて、早く登校させるわけにはいかないからです。保育園は朝7時から預かっていただけたので、この差は大きい!この課題に対処するために、4月から、どうしようかな、とか、思案中。
放課後については、学童保育は内定しているはずなので一安心なのですが、預かっていただける時間が、保育園よりも短いのが課題。子どものことを考えつつ、フルタイム勤務でやっていくためには?とか、考え中。学童保育のお迎えを想定したシミュレーションも、試してみています。
「小1の壁」が、奥様の仕事やキャリアに影響を与えるなんて、考えも及ばない旦那様も、中にはいらっしゃるんじゃないかな。奥様は旦那様に、きちんと話して、伝えて、理解してもらった方がいいと思う。「小1の壁」問題に限らず、理解してもらう努力は必要。「分かってくれるはず」「なんで分かってくれないの」的イライラは、自分の行動で、かなり解消できると思う。
◆自分でできそうな「小1の壁」対策
「小1の壁」に、どう対処するか。「壁」に付いていた“扉”は、いくつかあります。私が自分でできそうなコトを書きだしてみると、例えば、以下のとおり。
・ フルタイム勤務から、他の勤務形態に変更する。
・ 二次保育を利用する。
・ 送迎付きの塾を利用する。
・ テレワーク対象外の部門だけれど打診する。
・ 勤務地変更を検討する。
・ 一緒に登校してくれそうな友達を探す。 など
判断のポイントは、子どもと自分のバランスがとれる付近かな。あとは、最初から、最良の解を求めようとしないことかな。やってみなければわからないことも多いのだから。
一つ一つ、課題を解決していきたいなと思います。
子どもが生まれ、成長していく過程で、当初、望んでいたものとは違う選択を余儀なくされたり、やりたいことを諦めたりすることは、少なからずあります。そんなときは、自分が影響を与えることができる範囲を確認しつつ、気持ちをプラス方向に変換して、取り組むことにしています。これ、最近は、ちょっとは上手になってきましたよ(^^)
うまくいかないことも多々あるし、泣きたいこともあるけれど、前向きな姿勢だけは、崩さずに生きたいな。※心構えです(^^; 実践中。
「小1の壁」に、どう対処するか。
課題はあるのですが、乗り切れるはず。
今までも、ナントカしてきたから。
今までも、ナントカなってきたから。
それに「壁」を避けて通るという方法もある。
それも道の一つだから。
自分がいかに前向きにとらえることができるか。
これが一番のポイントなんだと思う。
よい学びの機会なんだなぁ。感謝を。
関連ブログへのリンク
- 小一の壁
- 新米ママの ドタバタ 共働き日記
(hanaさん)(2011年09月07日)
※記事の中で紹介していただきました!
このブログの関連記事
- 学童保育、たぶん内定!(2010年03月01日)
- 学童保育の入所申請に行きました(2010年01月25日)
- 小1の壁:働く母と専業主婦ママ~AERA特集記事~(2008年05月30日)
- 働く母を阻む「小1の壁」(2005年10月21日)
上の子のときの「小1の壁」について書いています。 - 育児時短勤務はわがままか 制度はあるが取りづらい現実(2005年11月10日)
« 『「保活」に「勝った人」「負けた人」』~AERA記事~ | トップページ | お料理ブログはここでチェック!「レシピブログ」 »
コメント
« 『「保活」に「勝った人」「負けた人」』~AERA記事~ | トップページ | お料理ブログはここでチェック!「レシピブログ」 »
はじめまして。
ブログ村からきまして、、、
なるほど~と深くうなずきながら読ませていただきました。
小一の壁、、、扉付き!まさしく!
沢山の壁と扉があるのですよね、、、。
それでも、働きたい、働かなくちゃやってけないんだから、
なんとかするしかないんだなぁ。
みんな、すごい!頑張っていてすごい!
母ちゃんえらいぞ~!!!
世の中のママさん、みんな抱きしめてあげたい!
投稿: みろ | 2010年3月 3日 06時49分
お久しぶりです。下のお子さんも小学校入学ですかぁ。早いですね~
私も在宅勤務対象外の部署なので、諦めて、FLEX勤務を申請しました。
でも、それもすごく難航して。
だって「育児のために利用できる」って書いてあるのに、前例がないって断られたんですよ。ありがたいことに、部長が「前例がないって理由はおかしい」と、粘り強く交渉してくれて、今に至ってます。
ずっと、そのときそのときでベストな方法を考えて行動してきたWindyさん。今度もきっと、すばらしい方法を考えつくはず。
二次保育を利用するのも手ですよ(^^)
投稿: かおりん | 2010年3月 3日 12時03分
ウチは1番上が鍵っ子、2番目は、ご近所の同級生で同じ境遇の方がいて、就労時間が少しずれていたので、学童保育のお迎えをその方にお願いし、代わりにその家の子を朝預かっていました。3番目は保育時間が延びたので何とかなっています。
私の友人で、保育士として働かれていたのに、お子さんの入学を機に一転、ファーストフードでのパートにされた方がいます。
預かる立場で預ける立場、時間のやりくりができないとのこと。
またシンママ友だちは、二次保育を利用していました。そのお子さんも今はしっかり成長されて、親離れされて寂しいとおっしゃってますけど。
投稿: 風花 | 2010年3月 4日 13時10分
こんばんは。よくブログ参考にさせて戴いてます。
うちは小1の壁は自分が時短だったということもあり、難なくクリアした感が
あったんですが、4月からフルに戻すことによる壁を今何とか乗り越えようと
している感じです。。
下のお子さんが就学ということは、お兄ちゃんがいらっしゃるんですよね?
それでも壁とか感じるんでしょうか?
我が家は次男が就学のとき上が6年生になってるので、
完全にお兄ちゃん任せにするつもりで壁はないと勝手に思ってるんですが。。
話は変わりますが、windyさんのブログ、相互リンクさせて貰っていいでしょうか?
(非常に参考になる内容ばかりですので。。)
よろしくお願いいたします。
投稿: Aquamarine | 2010年3月 6日 21時58分
★みろさん
はじめまして。コメント、ありがとうございました。
頑張っている仲間が近くにいるので、やっていけそうな気持ちになります。そういう仲間と話しているときに、「扉」の存在に気づくこともありますよ(^^)
投稿: windy | 2010年3月 7日 02時14分
★かおりんさん
お久しぶりです。
上司の方が交渉してくださったとのこと。よかったですね(^^) 振り返ってみると、ピンチのときは、昔も今も、上司が力になってくださいました。ありがたいことです。感謝を。
二次保育ですか。。。良いよー、と紹介してくださる方も何人かいらっしゃるのですが、未だに使ったことないのですよね。使わなくても済んでいるからなんですが、使うつもりがなくても情報収集だけはしています。
いろいろとありますが、頑張ってよい方向に考えることにしています(←良い方向に考えることを頑張っています)。相変わらず、もたもたしていますが(^^; うまくいかないときは、そこを突破しなくてもいいんじゃないかとか、他の道の方がいいよってことかもとか。なんか、アレコレ考えているうちに、いつも大丈夫になっているから不思議。それも「糧」です。感謝を。
コメント、ありがとうございました!
投稿: windy | 2010年3月 7日 02時49分
★風花さん
3人のお子様、文字どおり、三人三様だったのですね。お知り合いの方の様子も書いてくださってありがとうございます。「預かる立場で預ける立場、時間のやりくりができない」との話は、私とは全く異なる職種の方のことでしたので、新鮮でした。そんなこともあるのですね。
選択肢って、様々なんだなぁ。再認識しました。
コメント、ありがとうございました!
投稿: windy | 2010年3月 7日 03時06分
★Aquamarineさん
コメント、ありがとうございました。
今度、時短からフルタイムに戻すのですね。リズムが早くできるといいですね。無理なさいませんように。
ご質問の件ですが、我が家の場合、上の子は上の子で忙しかったりします。ですので、下の子のお迎えを手伝ってもらえる日もありますが、上の子に完全に任せるわけにはいきません。部活とか習い事とかをやっていたりすると、なおさらかも。
相互リンクのリクエスト、ありがとうございます。了解です。左サイドバーの「Blog List」からリンクさせていただきました。よろしくお願いします。
投稿: windy | 2010年3月 7日 03時51分
ご無沙汰しています(いつも読み逃げすみません)
少し前の記事ですが、この記事大好きなので、リンクさせていただいてもいいでしょうか?
よろしくおねがいしまーす^^
TBもよかったらお願いします。
投稿: hana | 2011年9月 7日 12時43分
★hanaさん
hanaさんのブログで、この記事を紹介してくださったのですね。とってもうれしく思いました。ありがとうございます^^
このブログはリンクフリーです。以後も、どうぞよろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございました!
投稿: windy | 2011年9月 8日 07時02分
たびたびすみません・・・
何度かやっているんですが、TB出来ないみたいです、がっくし。前の記事だからでしょうか・・・
リンクさせていただいてありがとうございました♪
投稿: hana | 2011年9月15日 10時12分
★hanaさん
返事が遅くなってしまってごめんなさい。
何度も、TB、試してくださって、ありがとうございました。TBは制限していないので、ココログとの相性とかの問題なのかもしれません。ときどきあるようです。なぜなのでしょうね。。。こちらからも、TBを試してみたのですが、うまくいかないようです。
ですので、hanaさんの記事に、この記事の中からリンクさせて頂きました。これからもよろしくお願いしますね(^^)
投稿: windy | 2011年9月21日 08時31分
ここは働くママさん達の意見が多いと思うのですが
例えば短時間労働
短時間労働の人(子持ちの方)と
そうじゃない人(子供がいない人や男性)が
同じ待遇である事に不公平感があるなぁと
最近感じてます
そういう女性に優しい働き方
(現状では就職して今職がある人達)の
本音と嘘のはざまで
他者への負担も同時に考えていかないと
やっぱり仕事をする者の話としては
ただの女性のわがままの域を出ません
最近の傾向として
なんでもかんでも
女性(子供のいる方)の意見や
ライフスタイルばかりを重視する事自体が
将来の女性自体の首を絞めることにも。。。
バランスが悪いな。。。
と最近感じます
世の中は女性だけでも子持ちだけでもありませんし
そういう負担で会社が倒産してしまったら
元も子もありません。。。
私は子供がいないので
こういう事をいうとすぐ僻み根性とか
子供がいないからわからないと
言われてしまうので怖くて
現実には絶対言えない小心者ですが:笑
短時間労働のママさんが
早く帰る引け目からか?
自分で仕事を抱え込んでしまって
結局、そのママさんが不在の時は
その仕事が止まる出来なくなってしまう
という状況が多発したりしてます
ママさんも開き直って
すぱっと仕事を忘れて
自分がいない間は他の人に頭を下げて
仕事を任せる
フォローをする人間への感謝の気持ちを
しっかり持ってもらいたいと
思います
当たり前ではないし
大変なのはママだけじゃない
やはり
短時間労働であるならば
お給料の減額や他者への配慮
デメリットも負う覚悟を
しっかりしてもらいたいなぁ
と思います
時間の話になれば単純に考えると
パートアルバイトさんな時間で働きながら
ボーナスありの正社員でいられる
多くのパートアルバイトに多い接客業ではなくデスクワーク職を手放さずに済む
と言う事ですから。。。
長くいる場合仕事もステップUPして
部下を持ち、自分の事ばかりではなく
他者のフォローをする立場
になる意欲がない
現状維持を守りたいぶらさがり社員の
良い職場になる為の短時間労働制度は
(子持ちママさんにも向上心ある仕事
を望んでいる方もたくさんいるとは
承知しております!)
未来の若い人に負担を強いる事にならない?
会社にとって利益はどうなのか?
どうやったら
子供が守られ
幸せに暮らせるのか?
育児時短労働があるなら
介護時短労働もあり?
仕事がなかなかない世の中で
選べるようにして!という時期か?
若者の就職難や成長の場の確保は
私達には関係ない?
キャリアと一言で言っても
キャリアとは何ぞや?
とても興味深く記事拝見しました
おじゃましました(^^)
能力のあるママさんはきちんと職場に
残ってほしいと私も思います♪
投稿: miku | 2011年12月18日 11時40分