男の育児参加は、仕事にプラスになるか?
「子どもができる前は、だらだらと時間を無駄に使い、効率が悪い仕事の仕方をしていた。子どもができ、ワーキングマザーになってからは、残業できないから、限られた時間の中で仕事の成果を上げれるように努力するようになった。子どもができる前よりもずっと、仕事しているな、私って。」 これは、多くの働く母親が感じる気持ちだと思います。
父親が育児参加すると、この気持ちを、働く母親と共有できるようになるようです。『経産省の山田課長補佐、ただいま育休中』の著者・山田正人さんの事例をもとにした記事が、日経ビジネスオンラインに載っていますので紹介します。
そこで、山田さんは職場復帰後、「水曜日と金曜日は定時退社の日」と決めた。「就業時間内に仕事が終わらなければ、残業すればいい」と思っているうちは、それが気の緩みとなり、日中の作業密度が薄くなりがちだ。しかし「残業はできない」となれば、限られた時間内に終わらせるために、仕事の能率を上げるしかない。
育児参加のために設けたリミットタイムだったが、その結果、自分でも驚くほど作業の合理化、効率化の努力ができるようになり、仕事にもいい影響が生まれているという。
引用元: 男の育児参加は、仕事にプラスになるか?:NBonline(日経ビジネス オンライン)(2008年06月20日)
男性の皆さんにも、プレママの皆さんにも、このことを知ってほしいなと思います。そうすれば、残業時間の長さで評価されたり、重要な会議が残業時間帯に行われたりすることは、今よりも減ると思うのですが。。。
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