「名探偵コナン 戦慄の楽譜」を観てきました☆
「名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)」を、観に行ってきました。実は、観にいったのは、ゴールデン・ウィーク前。娘が「アメージング・グレイス」を口ずさんでいるのを聞いて、感想をブログに書いていなかったことに気づきました(^^;
今年の映画のテーマは、音楽。コナン君の映画を観つつ、クラッシック音楽も楽しめちゃいます。ストーリーもGOODでした。満足度は高かったです
私が一番好きな、コナン君の映画作品は、今までは「名探偵コナン・ベイカー街の亡霊」(野沢尚さんが脚本を担当。映画の中でコナン君が「切り裂きジャック」と対決する話。映画第6弾[2002年公開作品])でした。今年の映画「名探偵コナン 戦慄の楽譜」は、これに匹敵するほどの良い作品でした
「アメージング・グレイス」と夕陽のイメージが、とてもマッチしていたように思いました。
◆本格的な音楽に満足
映画では、本格的な演奏と歌を聴くことができます。それもそのはず。ソプラノ歌手・秋庭玲子さんの歌の部分は、ソプラノ歌手の赤池優さんが、また、千草ららさんの歌の部分は、ソプラノ歌手の木村聡子さんが歌っているのだそうです。木村聡子さんは、「魔法にかけられて」(このブログの関連記事はこちら)のジゼルの歌の部分の吹き替えも担当されているのだとか。
バイオリンやピアノの演奏シーンで、手の動きを観察してみたのですが、合っていたように思います。音楽を仕事にされている方ですと、もしかしたら違う感想をお持ちになるのかもしれませんが、動きを合わせるのに制作側は大変だったのではないかと思いました。
◆子連れ映画の心得を再認識
「名探偵コナン 戦慄の楽譜」は、4歳の娘も一緒に観に行きました。キャラメル・ポップコーンと飲み物を購入し、上映開始の15分くらい前に着席したのですが、そろそろ予告編が始まるかな、という頃になってトラブル発生。(お食事中の方、ごめんなさい→)娘が具合が悪い、戻しそうだと言い出したのです。。。
迷わず、娘を連れてファミリー・トイレに駆け込みました。そしてそのまま、そこで15分くらい、娘のお世話をすることになりました。映画観には戻れないかもしれないなぁ、と覚悟しながら。
落ち着いた様子になった娘をつれて、劇場内の自分の席に戻りました。このとき、ちょうど本編が始まりました。
ひと安心かな、と思っていたら、その数分後、戻しちゃいそうだと、再び娘が言い始めて(--; 今度は旦那様が娘を連れて外へ。10分くらい後に戻ってくることができました。戻すことはなかったそうで、外の空気を吸ってスッキリして戻ってきたのだとか。その後は、最後までみんなで映画を観ることができました。とはいえ、このような事件があったので、なかなか映画に集中することが出来ませんでした。。。
「子どもが体調を崩したり泣いたりして、他のみなさんに迷惑をかけそうになったら、映画の途中であっても映画館の外へ出る」という、子連れ映画の心得を再認識しました。小さな子どもを連れて映画に行くのですから、途中で抜けざるをえない状況になる可能性があることは想定内。とはいえ、ドキドキでした(^^;
その後、娘の体調は悪くなることはなく、パワー全開の状態に。いったい、あれは、なんだったんだろう。。。ともあれ、元気になって良かったです。
◆レクイエム
今回の映画には、パイプオルガンが登場します。実は、私、パイプオルガンを弾いたことがあるんです。といっても、学校の音楽の教科書に楽譜が載っていた、バッハの「小フーガト短調」の最初の部分を片手でちょっぴり弾かせてもらっただけ。
場所はドイツ(当時は西ドイツ)。高校2年生のとき、日本スポーツ少年団の日独同時交流のメンバとしてドイツに行ったとき、見学させていただいたミサの後の教会で、ちょっとだけパイプオルガンの音を出させていただきました(もちろん、許可を得て)。
その時、大学の音楽科の学生で、その後、ピアノ講師になった先輩が同じグループにいました。その先輩がパイプオルガンの前に座り、しっかりと「小フーガト短調」を弾いてくださったのですが、今回の映画を観て、その時のことを思い出しました。
その先輩、病気で亡くなったと、数年前に、人づてに聞きました。
映画のエンディングに流れたのは、ZARDの「翼を広げて」でした。知っていたのに、娘が気がかりだったので、不意を突かれた感じで聴いてしまいました。私はZARDのファンではないけれど、曲は好きでした。
映画の中で、秋葉玲子さんが、自分の部屋で、膝を抱えて座り、死んでしまった婚約者のことを思うシーンがありました。その様子が、坂井泉水さんがプロモーションビデオで良く見せていたシーンに重なってしまって。ちょっと、うるうるしてしまいました。
◇ ◇ ◇
そんなわけで、「名探偵コナン 戦慄の楽譜」を観た記憶の中には、いろんな想いが詰まっています。
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» 『名探偵コナン 戦慄の楽譜<フルスコア>』 [ラムの大通り]
----やはり、今年もゴールデンウイークの
興収No.1はこの映画にニャるのかな。
「おそらくね。
ここまでくると、もう『寅さん』。
大枠はいつも同じ。
コナンたちが事件に巻き込まれ、
その謎を解く中で、
蘭の命が危険にさらされる。
それと絡みあうように
コナン、いや新一の蘭への思い、
そして前作に引き続き蘭と園子の友情が語られる」
----でも、毎回、
趣向を凝らしているみたいだけど…。
「うん。今回はクラシック。
実はこの『名探偵コナン』の原作には
クラシックをモチーフにしたものが多い。
作者が... [続きを読む]
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