「バナナを食べると男の子が生まれやすい?」
英国の研究チームの発表によれば、妊娠前に高カロリーな食事を取っていた妊婦ほど、男の子が生まれる傾向が高かったという結果が出たそうです。
この調査結果を、CNNでは「バナナを食べると男の子が生まれやすい?」と報道し、一方、ロイターは「朝食抜きの習慣、女児出産の可能性高まる傾向」と報道していました。一つの調査結果を違う言葉で報道すると、伝わるニュアンスも変わるんだなぁと、興味深く思いました。
調査結果によれば、男の子が生まれた割合は以下のとおり。
高カロリーの食事を取ったグループ: 56%
低カロリーの食事を取ったグループ: 45%
男の子と女の子の自然の出生比率は、たしか、52:48だったと思うので、高カロリーの食事をとると52%→56%に確率がアップし、低カロリーの食事をとると52%から45%にダウンするということですね。
バナナを食べると
男の子が生まれやすい? 英研究
妊娠前に高カロリーでカリウムやナトリウムを多く含む食品を食べると、男の子のが生まれやすい傾向があるという調査結果を、英国の研究者22日、英王立協会の学術誌に発表した。「バナナを食べると男の子が生まれやすい」という、昔ながらの言い伝えを裏付けるとしている。
…略…
調査を実施したエクセター大学のフィオーナ・マシューズさんは、「もしも男の子のが欲しければ、朝食も含めて健康的で高カロリーな食事を取るとよい」と話している。
引用元: CNN.co.jp サイエンス(2008年04月23日)
英国には、「バナナを食べると男の子が生まれやすい?」という言い伝えがあるんですね。
朝食抜きの習慣、
女児出産の可能性高まる傾向=英研究
[ロンドン 23日 ロイター] 英国の研究チームが23日、低カロリーの食事を取ったり朝食を抜いたりする女性は、女児を出産する可能性が高いという研究結果を発表した。高カロリーの食事を取ると男児が産まれる確率が高いという。
…略…
エクセター大のフィオナ・マシューズ氏は「この研究結果は、若い女性たちが低カロリーの食事を選ぶ傾向がある先進国で男児出生率が低下している原因の解明につながる可能性がある」としている。
引用元: Reuters 世界のこぼれ話(2008年04月23日)
朝食をきちんと食べないと、自然の出生比率が変わってしまうということですね。朝ごはんは、やっぱり大事なのかも。
このブログの関連記事:
- 男の赤ちゃん、首都圏中心に比率低下
(2006年11月08日) - 沖縄県が最高,東京都が最低
(2005年05月05日)
« 胎内記憶?それとも?(3) | トップページ | 不必要なプライドを捨てる »
コメント