7、8月の意見募集テーマは、ワーク・ライフ・バランス
高市大臣(少子化担当相)は、内閣府Webサイトを使って、昨年11月から、少子化対策の運用上の課題について意見を募集してきています。寄せられた意見は3000件を超えたそうです。毎月2つのテーマについての意見募集がありましたが、7、8月の意見募集テーマは以下の1つとのこと。
- 【テーマ】「子どもと家族を応援する日本」重点戦略について
~ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて~
◆7、8月の意見募集のテーマについて
今回の意見募集テーマの詳細は、以下のとおりです。内閣府のWebサイトから、引用して紹介します。
8月24日までに意見をお寄せください。
【テーマ】「子どもと家族を応援する日本」重点戦略について~ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて~
…中略…「ワーク・ライフ・バランスの実現」とは、個人が仕事上の責任を果たしつつ、結婚や育児をはじめとする家族形成のほか、介護やキャリア形成、地域活動への参加等、個人や多様なライフスタイルの家族がライフステージに応じた希望を実現できるようにすることです。
ワーク・ライフ・バランスの実現に向け、こうした「働き方をめぐる様々な課題」の解決には何が阻害要因になっているかについてのご意見を募集いたします。
引用元: 内閣府 - 少子化に関する意見をお聞かせください
ワーク・ライフ・バランスについては、3月の意見募集のテーマにもなっていました。その後、6月に『ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向(中間報告)』が出されましたので、今度はこれに対する意見募集ということですね。中間報告は、男女共同参画局の以下のページから入手することができます。
→ 「ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向(中間報告)
ところで、このテーマ、6月28日まで、パブリックコメントが募集されていたんですよね。パブリックコメントの結果はどうだったんでしょうか。この記事を書いている時点では、まだ公表されていないようです。
とっても気になる、とっても旬な話題。意見をお持ちの方は、この機会にぜひ!
◆このブログの関連記事(ワーク・ライフ・バランス関連)
今回の意見募集テーマについて、過去に何回かこのブログで記事を書いています。以下のとおりです。
- 「ワーク・ライフ・バランス」推進の基本的方向(中間報告)に関する意見募集
(2007年06月01日)
パブリックコメントと同じ時期に募集されていたのですが、結果は、まだ公開されていないようです。 - ワーク・ライフバランスの職場復帰支援プログラムと小室社長
(2006年10月24日)
日経ウーマン・オブ・イヤー2004(キャリアクリエイト部門)を受賞された小室淑恵さんの会社であるワーク・ライフバランス社。この会社が提供している職場復帰支援プログラム「armo(アルモ)」を紹介しています。
◆意見募集の経緯と今までの結果について
高市大臣は、2006年10月の参院予算委員会で、内閣府ホームページを使って、少子化対策の運用上の課題について意見を募集し、施策を改善していくとおっしゃっていました。今回で、意見募集は8回目になります。
◆このブログの関連記事(「意見募集」関連)
- 6月の意見募集テーマは、マタニティマークとフィルタリング(2007年06月05日)
- 5月の意見募集テーマは、親になるための教育と里親制度(2007年05月03日)
- 4月の意見募集テーマは、家族・地域の絆とこんにちは赤ちゃん事業(2007年04月07日)
- 3月の意見募集テーマは、子育て支援拠点とワーク・ライフ・バランス(2007年03月04日)
- 2月の意見募集テーマは、奨学金と放課後子どもプラン(2007年02月02日)
- 高市大臣、若者の就労支援と結婚・出産に関する意見募集中(2007年01月07日)
- 高市大臣、保育所と企業の子育て支援策に関する意見募集中(2006年12月04日)
- 内閣府、少子化に関する意見募集中(2006年10月26日)
- 大臣からの返事(地域の子育て支援とワーク・ライフ・バランス)(2007年05月27日)
- 大臣からの返事(奨学金の充実について)(2007年04月18日)
- 大臣からの返事(企業における子育て支援制度・放課後子どもプラン)(2007年04月13日)
- 大臣からの返事(保育所の利用) (2007年03月27日)
- 大臣からの返事(出産育児一時金・不妊治療)(2007年03月06日)
◆関連情報へのリンク
- ワーキングマザースタイル
vol.67:今週のテーマは「もしあなたが少子化担当大臣に任命されたら?」
少子化に対するワーキングマザーの意見が、多く寄せられています。 - はっぴーママ
アンケート結果 Vol.50 少子化について
現在行われている、または、検討されている育児支援策・少子化対策の評価について、触れられています。
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