映画「地球交響曲第四番」
「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」は、いろんな分野で地球(ガイア)と語り合ってきた人たちを記録し伝えているドキュメンタリー映画です。
その4作目となる「地球交響曲第四番」は、“21世紀に生まれ育つ子供たちのために”というテーマで制作されました。ガイア理論の創始者であるジェームズ・ラブロック氏も出演されており、出演者の皆さんが“21世紀に生まれ育つ子供たちのために”メッセージを送ってくれています。
先週の日曜日、始めてこの映画を観ました。
沢山の方がこの映画をみてくれるといいなというのが私の感想。そして、この映画が発信しているメッセージを、多くの人に受け取ってもらえればと思いました。
[右上の写真: 地球交響曲第四番パンフレットとクロトンのブックカバー]
★以下の記事は、ネタバレの内容を含みます。
これからご覧になる予定の方は、ご注意ください。
この記事では、4人の出演者の中から、私の大好きな版画家・名嘉睦稔さんに関する部分について書きたいと思います。名嘉睦稔さんの部分だけでも、かなり長くなってしまいました(^^;
今回は、映画の中に登場する、版画、挿入曲、ことわざ、そして、メッセージという切り口で、書いてみました。
★☆★ 目次(contents) ★☆★
↓ クリックすると、その項目にジャンプします。
-版画「地球交響曲」
☆挿入曲 ♪『夜間飛行』 ♪『星ぬ子守唄』
-ことわざ「生まりれぇー 同歳ん人」
☆メッセージ “21世紀に生まれ育つ子供たちのために”
-子どもと一緒に観ました
-KNOBさんと握手
-最後に
地球交響曲第四番のメインビジュアルとして使われたのが、名嘉睦稔(ボクネン)さんの超大作「地球交響曲」です。この映画のチラシやチケットにも使われていました。
[右の写真: 地球交響曲第四番のチケット]
この映画で、ボクネンさんの迫力のある制作風景を、初めて動画で見ました。凄くてビリビリきて泣けました。映画を観てから一週間経ったけれど、思い出すとまだビリビリきます。
私が「地球交響曲」という映画を知ったのは、 2001年の秋、ボクネンズアート東京に初めてうかがった時でした。 入り口を入ってすぐ、「地球交響曲第四番」の映画のチラシを見つけたのです。 そして、ギャラリーの奥へと進んでみると、そこに展示されていたのが版画 「地球交響曲」だったのです。しかも、このとき、版画「夜間飛行」(TINGARAのアルバム「さきよだ」のジャケットに使われています。)も展示されていたのでした。
壁面いっぱいに、赤のイメージの「地球交響曲」。
その反対の壁には、青のイメージの「夜間飛行」。
他の何かとは比べようがない、作品の持つ力強さに圧倒され、ギャラリーの真ん中で動けなくなりました。
改めて、今、調べてみると、私がギャラリーにうかがったのは、どうやら、「ガイアシンフォニー第四番 公開記念展」の開催期間中だったみたい。ボクネンさんのギャラリーに行ってみたいという気持ちだけで足を運んでしまったのに、ものすごくいいタイミングだったのですね(^^;
地球交響曲第四番の中では、TINGARAのオリジナル曲が2曲使われています。映画の中では触れられていなかったと思いますが、この2曲、『夜間飛行』と『星ぬ子守唄』の作詞・作曲は、ボクネンさんなのです。
『夜間飛行』は、満天の星の下、ボクネンさんが即興で作った曲をベースにして創られた、TINGARAの最初のオリジナル曲なのだそうです。1999年にリリースされたTINGARAのファーストアルバム「天河原」の1曲目、2004年のアルバム「うなさか」の11曲目として収録されています。
『夜間飛行』が生み出されるまでの、ファン必読・必聴のエピソードは、TINGARAのオフィシャルサイトでTsugumiさんが語ってくださっています。興味のある方は、下記のリンクからお読みくださいね(^^)
地球交響曲第四番の中で『夜間飛行』が流れた時、胸にグッときて、また、泣けました。
『夜間飛行』という曲は、私にとっては、思い入れのある特別な曲です。2005年12月、天王洲アイルのアートスフィアで行われたTINGARAコンサートに行ったのですが、その翌日の朝、目覚めたときに、私の頭の中で流れていた曲が、『夜間飛行』だったからです。版画の「夜間飛行」は、ずっと前から、私の好きなボクネンさんの作品の一つでしたし。他にも理由があるけれど。。。とにかく好きです☆
上の「版画」の部分でも書きましたが、版画の「夜間飛行」は、TINGARAのアルバム「さきよだ」のジャケットに使われています。絶版になってしまっているそうなので、私は「さきよだ」でいつも観ています。
地球交響曲第四番のエンディングテーマとして使われているのが『星ぬ子守唄』です。映画の公開と同じ年に出されたアルバム「さきよだ」に収録されています。
『星ぬ子守唄』に関するエピソードは、site TINGARAで以下のように紹介されています。
同じ頃、ガイアシンフォニーNO.4に睦稔さんの出演が決まりました。
そこで私たちは、新たな試みに出ました。
気分の乗っているときに睦稔さんが口ずさむ即興の唄を、TINGARAでアレンジして楽曲に仕上げ、ガイアシンフォニーのエンディングをボクネン色で彩ろう、というもの。これが「星ぬ子守唄」です。
引用元: 続・光さんさん の話 - site TINGARA
TINGARAオフィシャルサイトの曲紹介によれば、「星ぬ子守唄」は、今生きている子どもたちだけでなく、親より先に死んでしまった子どもの魂にも向けた子守歌なのだそうです。
それを知った時、ハッと気付きました。
この映画のメインビジュアルとしても使われているボクネンさんの版画作品「地球交響曲」に、子どもが描かれていることに。
映画の後半、ボクネンさんが涙するシーンで、ボクネンさんが語っていたのが、たしか、親よりも先に逝ってしまった子どもの話だったことに。
版画だけでなく、曲からも、映像からも。ドーンと、メッセージが私の中に落ちてきたように感じました。そして、ググッと世界が押し広げられたように感じました。
- site TINGARA
- 続・光さんさん の話(2004年06月13日)
- 曲紹介&歌詞
■ことわざ
「生まりれぇー 同歳ん人」
地球交響曲第四番の中には、「生(う)まりれぇー 同歳(ちゅとぅし)ん人(ちゅ)」という沖縄のことわざが登場します。このことわざの意味は、以下のとおりです。
いったん、この世に生を受けた者は、全て同じ年齢と考えよ。年老いた者が先に死ぬとは限らず、誰が先に死ぬかわからない。
引用元:「おきなわことわざ豆絵本」P.14
だから、生きている今をおろそかにするなと、ボクネンさんは語っていました。
右上の写真は「おきなわことわざ豆絵本」です。私はこの豆絵本をボクネンズアート東京で見つけました。この豆絵本の挿絵は、何を隠そう、すべてボクネンサンの版画なのです。この豆絵本が、ボクネンさんが木版画をはじめるきっかけになったのだと、スタッフの方が教えてくださいました。その話を聴いて、去年の夏、購入しました。
「おきなわことわざ豆絵本」は、ボクネンズアート東京のオンラインショップで購入することもできるようです。また、上映会の会場でも販売されていました。
■メッセージ
“21世紀に生まれ育つ子供たちのために”
この世は素晴らしい。
たっぷりと幸せを獲得しても、
この世の幸せは減りません。
この世はそういうところなんです。
これは、映画の中でボクネンさんが語ってくれた言葉です。
映画の中では、出演者4人からそれぞれ、“21世紀に生まれ育つ子供たちのために”メッセージが送られています。そのメッセージをここに列挙しても、文字列を読んだだけでは伝わらないと思いますので、ぜひ、映画を観て、感じてほしいなと思います。
その代わりというわけではありませんが、パンフレットに書かれていた龍村監督からのメッセージを紹介します。私が日頃心がけていることと同じであり、子育てをする保護者には一番ためになるメッセージだと感じたからです。
今、子供たちと接している大人が見せる、
いかに生きているか、
生きていくかという姿そのものがメッセージなのです。
──龍村 仁
引用元と右上の写真: 地球交響曲第四番パンフレット
この日の上映会には、私は息子と二人で出かけました。息子を上映会に連れて行ったのは、5年前、私がボクネンズアート東京で版画「地球交響曲」を観た時に、息子も一緒だったからです。
息子に感想をきいてみたところ、5年前、版画「地球交響曲」を観たのは覚えていないけれど、ギャラリーのお姉さんが出してくれたお茶が美味しかったことと、その場でスケッチブックにお絵かきしたことは覚えていたようです。
映画では、サーファーのジュリー・ロペスさんの部分が特に気に入った模様。他の「地球交響曲」も観たいそうです。何かを感じてくれたかな。
この日の上映会は、映画が始まる前に、地球交響曲第六番の出演者であるKNOBさんの、天然空洞木(ディジュリドゥ)の生演奏がありました。上映会が終わって帰る前に、KNOBさんに握手してもらえたことが、息子の一番の思い出になったようです(^^) KNOBさん、ありがとうございました!
[右の写真: KNOBさんと記念撮影。顔は息子本人の希望で「雪だるま」になっています。ご容赦を(^^;]
映画「地球交響曲第四番」を知ったのが2001年11月。それ以来、ずっと観たいと思っていました。そして、今回、やっと観ることができました。これって、私側の観る準備がやっとできたということかも。
映画から受け取ったものは沢山あったように思います。 そのことが、私の中に本当の意味で落ちてくるのには、 もう少し時間がかかるかも。まだまだ理解できていない気がする。。。そんなふうに、今は感じています。
「神様の声なんてのは、ホントに“想う”ものですよね」というボクネンさんの言葉に、そうそう、と、うなづいてしまったwindyでした。
ボクネンさんにいつの日かお会いできたらうれしいな。
きっと、ドキドキして、何も言えないに違いない(^^;
私はまだ「地球交響曲」の初心者ですが、これから機会をみつけて、他の作品も観てみたいと考えています。
関連情報へのリンク:
- site TINGARA
沖縄系ヒーリングユニットTINGARA(てぃんがーら)のオフィシャルサイトです。 - BOKUNEN.COM | 名嘉睦稔(なかぼくねん)
名嘉睦稔さんの公式サイトです。
e-美術館には約780点の作品が掲載されています。 - GAIA SYMPHONY OFFICIAL PAGE
「地球交響曲」のオフィシャルサイトです。上映会情報もオフィシャルサイトで入手できます。お近くの都市で上映会がないか、探してみてもいいかも。 - 天然空洞木
ディジュリドゥの演奏者KNOBさんのオフィシャルサイトです。
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●講演会 : 佐藤初女先生講演会
「気づき ~人と人との出会い・自然とのふれあい・・・~」
●主催 : こころの相談室 ソフィアヒューマンセンター
●日時 : 2007年4月8日(日)
午後12時30分~午後4時半(開場午後12時)
●場所 : 船橋市勤労市民センター
(JR「船橋駅」徒歩約5分、京成「船橋駅」徒歩約3分)
地図→ http://www16.ocn.ne.jp/~fcs/chizu1.htm
●参加費 : 1500円... [続きを読む]









わぁ、いつも素敵な日記で今回も大作ですね♪
豆本の事もこんなに紹介して頂き嬉しいです。
ありがとうございます☆
投稿: さおり@ボクネンズアート東京 | 2007年2月 4日 23時08分
文章を読むことで、まるで映画を
もう一度見たかのような感動をいただきました。
Windyさんの優しく鋭い視点がおもしろいですね。
龍村監督の最後の言葉を知りませんでしたが、
本当にその通りだなと、勇気付けられました☆ミ
またリポート楽しみにしています!!(^▽^)
投稿: Misa | 2007年2月 6日 12時16分
★さおりさん
コメント、ありがとうございました!豆絵本、気にいっています。存在自体がかわいいですし(^^)
第四番の中のボクネンさんの制作スピードには圧倒されました。BOKUNEN'S MOVIEの「北天を彫る_01」の制作風景よりもずっと凄かったですから。
★Misaさん
シークレットパーティのとき、地球交響曲第四番の上映会を勧めてくださってありがとうございました。この記事、Misaさんの誕生日に間に合うように、記事をアップさせていただきました。感謝の気持ちを込めて(^^)
★さおりさん&Misaさん
3月にはボクネンさんの新作を観に、またギャラリーにうかがいたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願いします☆
投稿: windy | 2007年2月12日 21時56分