家庭内のコミュニケーションは「母親」が中心
「家庭のコミュニケーション行動と情報通信サービスの利用状況調査」の結果が、10月24日、情報通信総合研究所から発表されました。調査の結果、以下のことがわかってきたそうです。
- 家族間のコミュニケーションをつなぐ重要なハブ機能を
「母親」が担っていること - 固定電話、ケータイ、インターネットを組み合わせることで、
「家族同士での細やかなコミュニケーション」が
できるようになってきていること。
母親が中継基地になって、家族内の情報を取り次いでいることが、調査結果に表れているようです。父が6.6%ですが、夫婦間のケータイでのやり取りが多くなっていることから、母経由で家庭の情報を入手しているのかもしれませんね。
家庭内コミュニケーションは
「母親」が中心父親への連絡は、全体の1割程度
~家庭のコミュニケーション行動と
情報通信サービスの利用状況第1回調査結果~
調査方法: インターネット調査「gooリサーチ登録モニター」
調査期間: 2006年09月22日から2006年09月26日まで
回答数: 2115人(男性49.8%, 女性50.2%)
調査結果からは、「母親」とのコミュニケーションが最も多く、家庭内では母親が情報のハブ 機能を果たしていることが分かりました。対照的に「父親」とのコミュニケーションは、全体の1割程度と極めて少なく、家族間のコミュニケーションの中で、父親は少し寂しい思いをしているようです。一方、「夫婦間」は、直接の会話とともに、ケータイでの通話やメールのやり取りも多く、連絡方法の多様化が夫婦間のコミュニケーションをより密にしており、「夫から妻へ」の発信が多いのが特徴です。(別紙 図1参照)
この他、情報発信手段としてSNSやブログも使われ始めており、家族それぞれがTPOに応じて情報通信ツールを使い分け、活発に情報のやり取りをしていることが分かりました。(別紙 図3・図4参照)
…中略…
全体として、そうした家族間のコミュニケーションをつなぐ重要なハブ機能を「母親」が担っていることが確認されました。
引用元およびグラフの出典:
株式会社情報通信総合研究所 - 報道発表(プレスリリース)
先日、ミクシィの笠原社長の講演を聴いてきました。講演によれば、親子間でのマイミクがみられはじめているそうです。親の日記に子がコメントすることで、親子のコミュニケーションをとっているという様子もみられるのだとか。今回の調査結果では、団塊の世代の自宅回帰によって、SNSの利用傾向がアップするのではないかとのこと。今後は、インターネット内での家族のコミュニケーションも増えそうですね。
コミュニケーションって大切。
幸せな生活に近づける気がするから。
このブログの関連記事:
- ミクシィ笠原社長の講演を聴いてきました
(2006年10月21日)
関連情報へのリンク:
- 家庭内コミュニケーションの中心は母親、
父親は1割--情通研が調査 - CNET Japan
本調査結果に関するCNET Japanの記事です。
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