« ワーク・ライフバランスの職場復帰支援プログラムと小室社長 | トップページ | 内閣府、少子化に関する意見募集中 »

2006年10月25日

家庭内のコミュニケーションは「母親」が中心

「家庭のコミュニケーション行動と情報通信サービスの利用状況調査」の結果が、10月24日、情報通信総合研究所から発表されました。調査の結果、以下のことがわかってきたそうです。

  • 家族間のコミュニケーションをつなぐ重要なハブ機能を
    「母親」が担っていること
  • 固定電話、ケータイ、インターネットを組み合わせることで、
    「家族同士での細やかなコミュニケーション」が
    できるようになってきていること。

母親が中継基地になって、家族内の情報を取り次いでいることが、調査結果に表れているようです。父が6.6%ですが、夫婦間のケータイでのやり取りが多くなっていることから、母経由で家庭の情報を入手しているのかもしれませんね。

家庭内コミュニケーションは
「母親」が中心父親への連絡は、全体の1割程度
~家庭のコミュニケーション行動と
 情報通信サービスの利用状況第1回調査結果~

調査方法: インターネット調査「gooリサーチ登録モニター」
調査期間: 2006年09月22日から2006年09月26日まで
回答数: 2115人(男性49.8%, 女性50.2%)

2006102501  調査結果からは、「母親」とのコミュニケーションが最も多く、家庭内では母親が情報のハブ 機能を果たしていることが分かりました。対照的に「父親」とのコミュニケーションは、全体の1割程度と極めて少なく、家族間のコミュニケーションの中で、父親は少し寂しい思いをしているようです。一方、「夫婦間」は、直接の会話とともに、ケータイでの通話やメールのやり取りも多く、連絡方法の多様化が夫婦間のコミュニケーションをより密にしており、「夫から妻へ」の発信が多いのが特徴です。(別紙 図1参照)
 この他、情報発信手段としてSNSやブログも使われ始めており、家族それぞれがTPOに応じて情報通信ツールを使い分け、活発に情報のやり取りをしていることが分かりました。(別紙 図3・図4参照)
…中略…
 全体として、そうした家族間のコミュニケーションをつなぐ重要なハブ機能を「母親」が担っていることが確認されました。
引用元およびグラフの出典:
 株式会社情報通信総合研究所 - 報道発表(プレスリリース)

先日、ミクシィの笠原社長の講演を聴いてきました。講演によれば、親子間でのマイミクがみられはじめているそうです。親の日記に子がコメントすることで、親子のコミュニケーションをとっているという様子もみられるのだとか。今回の調査結果では、団塊の世代の自宅回帰によって、SNSの利用傾向がアップするのではないかとのこと。今後は、インターネット内での家族のコミュニケーションも増えそうですね。

コミュニケーションって大切。
幸せな生活に近づける気がするから。

このブログの関連記事:

関連情報へのリンク:

« ワーク・ライフバランスの職場復帰支援プログラムと小室社長 | トップページ | 内閣府、少子化に関する意見募集中 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 家庭内のコミュニケーションは「母親」が中心:

» 小さな命 [ココプラないとっ!バックナンバー保管所  ]
先日、友人に赤ちゃんが生まれました!なんと40歳。きゃーー♪。とっても・・・ [続きを読む]

» ウワサのMySpace #1 [mixi上場(sns、web2.0最新事情)]
ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と呼ばれるウェブサイトに属するもので主に10代の音楽マニアが・・・ [続きを読む]

» 愛をチカラに変えて♪ [ココプラないとっ!]
ココプラは、顔写真の掲載を原則にしているまったく新しい・・・ [続きを読む]

» ウワサのMySpace #2 [mixi上場(sns、web2.0最新事情)]
MySpace社は部分的にIntermix Media社が所有しているが・・・ [続きを読む]

« ワーク・ライフバランスの職場復帰支援プログラムと小室社長 | トップページ | 内閣府、少子化に関する意見募集中 »