幻の壁画 『明日の神話』を見ました
「雨天のため、
今日は公開を中止しています」
スタッフのお姉さんが教えてくれました。
ショックでした。。。
今日は、午後から汐留で会議。
『明日の神話』を見るのが楽しみで、
汐留に出掛けたというのに(;_;)
昨晩、頑張って資料作ったのに(;_;)
と嘆いていても仕方がないので、
壁画の背面の写真だけ撮って、
トボトボと、さみしく、会議の場所に向かいました。。。
会議が終わった後、小雨になっていたので、
もう一度、行ってみました。
というわけで、前置きが長くなりましたが、汐留出張の帰りに、岡本太郎さんの作品『明日の神話』を見てきました。
『明日の神話』は、縦5.5m、横30mという巨大壁画です。
『明日の神話』の前に立ってみました。
このように感じたのは、『明日の神話』が訴えているイメージに加えて、一度は失われ、数年前に発見され、組み立てられたという経緯からだと思います。
どこに立っても、一部を見ても、訴えかけられているように感じました。
この作品には、岡本太郎さんの「人は忌まわしい惨劇をも誇らかに乗り越えることができる。そしてその先に明日の神話が生まれるのだ」というメッセージが込められているのだそうです。
公開中、汐留に出張に行ったら、
毎回、必ず、
『明日の神話』の前に立とうと思いました。
パワーをもらえそうな気がするから。
「明日の神話」は、 メキシコ人実業家の依頼を受けた岡本太郎が、1968年~69年にかけて何度も現地に足を運んで完成させ、1970年の大阪万博のシンボルとなった「太陽の塔」と‘対をなす’作品といわれています。岡本太郎の最高傑作であり、岡本絵画では最大の作品です(縦5.5m、横30m)。
作品は原爆の炸裂する瞬間をモチーフとし、未来に対するメッセージを描いたものです。炸裂の瞬間は残酷な悲劇を内包しながら、その瞬間誇らかに「明日の神話」が生まれると信じた、岡本太郎の痛切なメッセージを伝えています。
壁画は、新築ホテルのロビーを飾るために描かれたものですが、依頼主の経営状況が悪化したことでホテルは未完成のまま放置され、壁画も取り外されて各地を転々とするうちに行方がわからなくなっていました。しかし、ついに2003年9月、岡本太郎のパートナーであり、長年作品を探し続けてきた故岡本敏子がメキシコを訪ね「明日の神話」であることを確認し、発見に至りました。
引用元: 岡本太郎「明日の神話プロジェクト」
機会があれば&可能であれば、お子さんにも本物を感じさせてあげると、いいのではないかと思います。
息子が幼かった頃、壁いっぱいの大きさの、迫力のある、本物の版画を見せたら、その場でお絵かきをはじめたことがありました(^^; 何かを感じ取ったのかもしれません。
今日は、一人で、本物の前に立ったwindyでした。
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