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2006年7月 9日

学級幹事のお仕事(学級懇談会兼茶話会)

060623_1654246月後半のある日、息子の授業参観がありました。

いつも授業参観だけは、仕事や研修を抜け出しても、必ず行くようにしていましたが、学級懇談会にはほとんど参加していませんでした。また、年に一回開かれる茶話会には、
一度も参加したことがありませんでした。

でも、今年はすべて参加予定。学級幹事なので、学級懇談会への参加は必須。それに、茶話会は学級幹事、つまり私が主催するからです。

というわけで、先日、私が体験した学級幹事のお仕事「学級懇談会兼茶話会」を紹介します。

◆学級懇談会と茶話会の違い

うちの小学校の場合、「学級懇談会」は学校主催です。授業参観の後、各クラスごとに教室で開催されます。各役員さんからの伝達事項を聞いたり、PTA行事の担当者を決めたり、担任の先生から子どもたちの様子をお聞きしたりします。

一方で、「茶話会」は学級幹事主催の「学級集会」の一つです。茶話会は、保護者が集まって、会費制でお茶します。

「学級懇談会と学級集会は主催者が違うので間違わないように」と『学級集会開催マニュアル』に書かれていますが、PTAの他の資料では混同して書かれているので、とっても分かりにくいです(^^;

◆学級懇談会でのお仕事

学級懇談会での学級幹事のお仕事は、PTAの運営委員会からの連絡事項を、保護者の皆さんに伝達することです。つまり、懇談会で伝達する必要があるから、運営委員会に出席する必要があるということです。

今回、運営委員会と学級懇談会が同じ週の水曜日と金曜日でした。休んでばかりいると思われたくないので、運営委員会の日は、午前半休にしました。

伝達するようにというのが運営委員会からの指示だったのでやりましたけれど、疑問が。。。なぜ学級懇談会に出席した保護者にだけ伝達する必要があるのか、分かりませんでした。だって、伝達すべき内容は、「お知らせ」として全家庭に配布されているのだから(^^;

◆初めての茶話会が主催側

息子が小学校に入学してからの4年間、茶話会には、一度も出たことがありませんでした。将来、役員になるかもしれないから、そのときに戸惑わないようにと思い、茶話会に申し込んだこともあったんです。でもそのときは、授業参観中に、「ヘルパンギーナだからお迎えに来てください」と保育園からお迎えコールがかかってきてしまい、参加できなかったのでした。。。
というわけで、初めての小学校の茶話会は、参加側でなく主催側になってしまいました。

◆経験者からのアドバイスを大切に

茶話会を乗り切れたのは、息子の親友のお母さんのバックアップがあったからです。2年前に学級幹事を務めた経験から、お菓子の内容から買出しのお店の場所まで、幅広く、具体的なアドバイスをくださいました。ありがとう!

また、数年前、偶然ネットで知り合った、同じ小学校に通う子どもを持つお母さんからも、フルタイム勤務の親が学級幹事することの心構えをアドバイスしていただき、丁寧にいろいろと教えていただきました。ありがとう!

◆茶話会の買出しと袋詰め

時間に余裕のある日曜日に、茶話会のお菓子と飲み物を、買出しに行きました。
他の役員さんと一緒に準備しなくちゃいけないのかなと考えたのですが、先輩幹事さんは、一人で行ったとのこと。ホッとしました。だって、私が他の役員さんのスケジュールに合わせられないから(^^;
買出しには、電卓とメモ帳を持参。会費をどのように使ったのか、レシートを貼って報告した幹事さんがいたと聞いていたからです。でも、人数分の「茶話会セット」を買うわけではないので、レシートを貼るだけじゃ不十分だなと思って。。。1個あたりの単価が○円だから…とメモしながら買い物しました。
きっとそこまで細かくやらなくてもよかったのかもしれないけれど、会費よりも少ないとか思われるのが嫌だったから。←考えすぎ???(^^;

子どもたちのつまみ食い攻撃を逃れながらの袋詰め作業は、結構楽しかったです(^^)

◆当日の心の準備

役員は、私にとっては、かなり負担になることです。
考えただけで、本当に気が滅入ります。。。
引き受けざるを得ない状況で引き受けてしまった
放課後ルームの父母会の役員ですら、
結局、一度も参加できずにギブアップしてしまいました。
※なぜ、今年、学級役員をする決心をしたのかは、
 別の記事で、そのうち書くかもしれません。

ですので、まず、玉砕を覚悟(^^;
最悪を覚悟しておけば、怖くなんてないから。

続いて、自己暗示。人間の脳は、
実体験とイメージを区別できないらしいから。
「大丈夫。私にはできる。」

懇談会の最初の挨拶のときに、
「懇談会はほとんど出たことがありません」
「茶話会は初めてです」
「皆さんの方がよくご存知のことも多いと思うので、
 よろしくご指導のほどを」
「どうぞよろしく。」
と言おうと決めました。

ただし、「フルタイムで働いています」とは、
自分からは言わないでおこうと決めました。

ここまで心構えして、やっと準備できた気がしました。
※仕事でも人前で話をするときは、直前まで、
 トイレで、台本見ながら練習しているタイプです、私(^^;

◆フォローに感謝

前日、PTA役員をしている同じクラスのお母さんが、手伝えることがありますかと電話をくださいました。うれしかったです(*1)。
お言葉に甘えさせていただき、「運営委員会からの伝達事項はしっかりメモったのですが、もしモレがあったらフォローしていただけますか?」とお願いしました。当日は、なんと、メモを作ってきてくださいました。フォローに感謝。
*1) このとき私は会社で残業中(^^; 連絡網の紙をコピーして持っていて良かったです。

当日は、面識もないのに手伝ってくださったお母さんが何人もいたので、心強かったです。茶話会の会費を集めてくださったのが、一番助かりました。あまりにもたどたどしい幹事で、見ていられなかったのかも(^^;

息子の親友のお母さんは、「大丈夫!」って、応援のメールをくださいました。私がこのテのこと苦手なのを知ってか、直前にも声をかけてくださいました。ホント、心強かった。ありがとう。

◆戸惑い

学級懇談会の途中、他の役員さんから、「私が説明している間に、あなた、コレ配るのよ」と、配布先リストと品物を渡されました。これが一番戸惑いました。

「そんな話、聴いてない!」ってことは、臨機応変に対応すればいいことだからともかくとして、問題なのは、品物が配れる状態にバラしてなかったこと。質問したら、「あなたがやるんです」の一点張り。ボーゼンとしてしまいました(^^;

よかった。いろんなお母さんがいることを実感できて。

学級幹事は、PTA行事に参加して当たり前という認識らしく、PTAの某イベントのお手伝いできる人リストに、私の名前がしっかりと入っていました。私、手伝えるなんて一言も言っていないし、打診されてもいません(^^;
一応質問してみたところ、「え?学級幹事は手伝うことになっています。希望者が少なかった午後の担当に入れておきました」とのこと。時間帯の希望くらいはきいてくれてもいいんじゃないかしら?と思うのは虫が良すぎるのかな???
学級幹事は希望をきいてももらえず、強制ってことらしいです(--;

◆終わった後

学級懇談会兼茶話会は、時間の経過とともに、無事に終わりました。なにかを断ち切りたい気がして、夕方、美容室に行って、髪の毛、ばっさりと切ってしまいました。といっても5センチくらいだけれど。

夜、子どもたちが寝た後で、疲れがドッときました。
慣れないこと、したから。
ソファーに突っ伏して、しばらく休みました。。。
私にとっては、とってもしんどい一週間でした。

自己暗示、結構、効いてよかった。
それを実感できたのもこの日の学びでした。

◆次の仕事

学級幹事の次の仕事は、夏休み明けです。研修の予定と重なってしまったので、研修の日程をずらしました。
次の出番までちょっと間があるようなので、しばらくは精神的にゆっくりできそうです。

◆その他

運営委員会の前、学級幹事の連絡網が回ったそうです。連絡網、タイムリーに出れたためしがありません(^^; 私は出れなかったので、夜、個別に連絡を頂きました。

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コメント

はじめまして。子育てママにとって実に頼りになる実践的なブログですね!
私は、ある市で「男女共同参画」の委員をしていて、今は「職場部会」で男女両性にとっての働きやすさの現状を調査しよう、という段階です。ところが委員会には現役でお勤めしている人が全然いません(笑)。これは問題です! というわけで、Windyさんのブログをこれからも多いに参考にさせていただきたいので、リンクさせてください。
一つ質問です。今回(またはそれ以前)の学級懇談会兼茶話会に、「半休をとって出席したパパ」はいましたか? ご存知の範囲で教えていただければうれしいです。よろしくお願いします。

★mukai-mさん
コメントありがとうございます。私の生まれ育った市で地域委員を務めていらっしゃるんですね。ビックリしました。地元での就職を考えたこともありましたが、当時は女性というだけで給料や担当できる仕事に差があり、諦めてしまいました。今はそういうことは少なくなってるのではないかと思いますが。。。
リンクの件、OKです。ぜひまた読みにいらしてくださいね(^^)

学級懇談会兼茶話会に、「半休をとって出席したパパ」はいたかについて、質問を頂きました。私が参加したときの様子をもとに、回答します。
学級懇談会には、年一回は参加してきたのですが、お父さんの姿を見かけたことはありません。その前に行われる授業参観には、時折お父さんの姿を見かけることもあります。学級懇談会や茶話会は、お母さんばかりです。という状況ですので、「半休とって参加したパパ」は私のクラスにはいませんでした。もしかしたら他のクラスにはいたかもしれませんけど。
ちなみに、PTAの運営委員会には、今年度、2回出席しました。運営委員会に参加しているお父さんは、PTA会長さんお一人だけでした。
少しでも参考になれば幸いです。

わたしが住んでいる地域には「茶話会」というものがそもそもないので、とても不思議なイベントだという印象を持っています。わからないついでに質問なのですが、この茶話会というのは、年に何回か必ず開催しなければならないものなのでしょうか?回数が決まっているとか?
でも、windyさんの文を読んで、今まで「茶話会ってなに?なんなの?」と頭の中でグルグル回っていた疑問がちょっと解けたような気がします・・・

★おそなえ餅1号さん
茶話会は、特に何回しなくてはいけないとは決まっていないようです。慣習的に、年に1回、開かれているようです。

★皆様
PTA活動について、まだよく分かっていません。学級幹事という役員の仕事を通じて、子どもが通っている学校の様子やPTA活動の様子がわかるかなと思っていましたが、分かる頃には任期が終わっているかもしれないなと思っています。「もっと主体的にかかわるように!」とか、どこからかお叱りのコメントをいただいてしまいそうです(^^;
例えば、運営委員会に参加していても、「すでに皆さんご存知のことと思いますが、…」と切り出される話題が多く、「ご存知でない」私は、会が終わってから、他の幹事さんやPTA役員さんに教えてもらっている状況です。質問しながら務めていくということでいいのだそうですが。

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