男女差あり、「結婚・出産アンケート調査結果」
明治安田生活福祉研究所が実施した
「結婚・出産アンケート調査」の結果が発表されました。
この調査は昨年に続き、2回目の実施とのこと。
少子化に関する調査項目で、
興味深い傾向が出たようですので、紹介します。
前年の調査結果と比較すると、
男性にはプラスの変化、
女性にはマイナスの変化があったようです。
具体的には、以下のとおりです。
情報源: 明治安田生活福祉研究所 第2回結婚アンケート
- 男性は・・・
- 結婚への意欲: 3.0ポイント増加
- 第一子を欲しい年齢: 0.5歳若く
- 欲しい子どもの人数: 0.1人増加
- 女性は・・・
- 結婚への意欲: 0.3ポイント減少
- 第一子を欲しい年齢: 変わらず
- 欲しい子どもの人数: 0.1人減少
この一年は、それ以前よりもずっと多く、
少子化対策の制度・サービスが打ち出されていたと思います。
それにもかかわらず、上記のような結果が出たのですね。
この男性と女性の意識の違いは、
子育ての負担感の男女差から来ているのかもしれませんね。
いろんな制度ができて、サービスが充実してきても、
女性の負担感を減らせていないとか。 ※推測です。
以下、調査結果からの引用です。
1.少子化(継続調査項目)
(1)結婚への意欲(未婚化の傾向について)
…中略…
男女別では男性89.0%(前年86.5%)、女性90.8%(前年91.1%)で、男性は前年比3.0ポイント増加したのに対して女性は前年比0.3ポイント減少した。
…中略…
全体として、男性の結婚意欲は向上したのに対して女性の結婚意欲は低下した。(3)第一子が欲しい年齢(晩産化の傾向について)
独身者に「第一子が欲しい年齢」を聞いた。回答は全体の平均で32.4歳(前年32.6歳)、男性33.2歳(前年33.7歳)、女性31.3歳(前年31.3歳)であった。前年と比べて、男性は0.5歳若くなっているのに対して女性は同年齢であった。(4)欲しい子どもの人数(出生力の傾向について)
「欲しい子どもの人数」は独身者全体の平均で2.2人(前年2.1人)、男性2.2人(前年2.1人)、女性2.1人(前年2.2人)であった。男性は前年比で0.1人増加したのに対して女性は0.1人減少した。
…中略…
「3人欲しい」と答えた独身者は、男性26.0%(前年17.5%)、女性19.4%(前年27.9%)であった。こちらも男性が大幅に増えたのに対して女性は大幅に減っている。引用元: 明治安田生活福祉研究所 第2回結婚・出産アンケート調査結果
調査時期: 2006年02月
調査地域: 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県
調査対象: 20-39歳の男女 独身者および既婚者
回答数: 759人
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