愛知万博:クロアチア館
愛知万博で印象に残ったパビリオンの一つはクロアチア館でした。
一緒に行った義妹の話では、友だちが「クロアチア館はいいよ」と言っていたとのこと。この情報に基づき、並びました。並んだのはいいのだけれど、列が動かない。。。たまたま後ろに並んでいたお兄さんたちから、「これ、クロアチア館の列ですよね?」と質問されてしまったくらい。私はといえば、並んでいる間に、となりのイタリア館の壁の高いところにあった日時計[右の写真。1時半くらいを指しています]を見つけてしまいました。(あの日時計、一日に何人の人が気づくんだろう?)
事前情報も何もなく、ただ「いいよ」の言葉だけを頼りに並ぶこと20分くらい(実際にはそれほど待たなかった)。パビリオンに入ると、両側にスクリーンがあるだけの部屋だったので、予想外な感じ。そこで最初の映像を見ました。何分かすると、扉が開いて隣の部屋へ。その部屋の中央を、海の中を歩いて渡る感じで横切りました。これも予想外。全員が渡りきったところで、何が起こるのかと思えば、そのまま何の説明もなく、床ごとリフトアップ!またコレも予想外。予想外の展開でパビリオンの2階にたどり着きました(^^;
2階から、さっき歩いて渡った部屋を見下ろす感じで覗き込むと、二つ目の映像がスタート。鳥になって空からクロアチアを見下ろして飛んでいるような、スピーディな映像でした。今の人生が終わって魂だけの存在になったとしたら、こんな感じで飛ぶんじゃないかしら、と思ったら、ちょっと感傷的になって目がウルウルしちゃいました(;_;)
私にとっては予想外の連続だったので、それでとても印象に残っています。先入観、なかったから、良かったのかも。
「暴れないでください」という貼り紙が入り口にあったのは、私が見た中ではクロアチア館だけでした。これも予想外!
リンク: クロアチア館のご説明(クロアチア館の公式サイト)
写真はクロアチア館で並んでいるときに頂いた絵葉書です。ネクタイ発祥の地はクロアチアなんですって。ショップにもネクタイが置かれていました。絵葉書の写真のネクタイは合成でなく本物だそうです。
この巨大ネクタイは世界最大で、長さ808m、可視部分の幅は最大が25m、最小が8mです。結び目の幅が16.5m、その長さは15mです。このネクタイの表面積は8,250?u、生地を織るのに使われた糸の全長は115kmにおよびます。
創作芸術“古代円形競技場を巻くネクタイ”は、マリヤン・ブシチの作、2003年10月18日イストラ半島の港町プーラで、関係者と市民の見守るなか装着作業が進められました。
(絵葉書の説明文から引用。)
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愛知万博・外国館ミシュラン - 1位 クロアチア館★★★
| 「1.驚くべき細工箱」 | 「2.連続する美しき暗示」 | 「3.文字のないパビリオン」 |
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