ポケモン・スタンプラリー2004 (3)
「今日のゴールはもう無理だね。また明日くることにしようか」と息子が寂しげに言う。
千駄ヶ谷で並んでいたときに係員のかたからお聞きした話だと、終了時刻を過ぎても少しは考慮してもらえそうな雰囲気だった。「もう一回、ジラーチ(信濃町)に行ってみようよ。それでダメだったら、明日、もう一回来よう。どう?切符もまだ使えるし」と息子に言ってみる。「そうだね、やってみようか!」と息子。ちょうどホームに入ってきた電車に飛び乗った(もちろん、他人の迷惑にはならないように)。
再び信濃町に。またまたダッシュで改札に向かう。さっき来たときよりも列は短くはなっていたけれど、まだ長い列が続いていた。まだ並んでもよさそうな雰囲気。並んじゃおう。私たちの後からもまだ何組かの親子が並んだ。大丈夫そうな雰囲気に、息子の笑顔が戻った。
こうして、無事に五つ目のスタンプをゲット! 一度は諦めた五つ目のスタンプをゲットできたのだった。
その後、ゴール駅の一つである新宿駅に向かい、無事にゴールすることができた。
「諦めないで、よく頑張って、よく走ったね」と息子を誉めてあげた。
夏休みのいい思い出になってくれるといいなと思う。
この日はよく走った。ゴールできないかもしれないというドキドキの時間が長かったため、ゴールに必要な五つのスタンプがそろったときは息子と一緒に喜んだ。息子とのいい時間を過ごすことができたと思う。
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