« ツベルクリン反応全廃 | トップページ | 働く世代の「快眠10カ条」 »

2004年3月13日

30代の乳がん検診廃止

制度の検討も重要だけれど、制度の運用もすべての医療機関に徹底してほしいと思う。

妊娠、出産のため、乳がん検診と子宮ガン検診にしばらく行けなかった。育児休職明けの頃、当時はまだ授乳中だったのだけれど、前回検診を受けてからかなり間が開いてしまったため、ちょっと心配になった。そこで、前回検診を受けた医療機関に問い合わせてみた。
「授乳中なんですけれど、乳がん検診を受けれますか?悪いところがあれば分かりますか?授乳中でも有効な結果が得られるんだったら受けたいんですけれどどうでしょうか?とくに自覚している症状はないので、もし有効な結果が得られないなら断乳後に受けたいんですけれど...」と質問。

「授乳中でも大丈夫です。きちんと有効な結果は得られます。悪いところがあれば分かります」との回答を頂いた。そこで、乳がん検診を受けることにした。その医療機関を選択したのは、30歳代の女性でもマンモグラフィーの検査があるからだ。
検診当日。「授乳中なんですよね。きちんと結果が出ないかもしれませんね。母乳をあげなくなってから受けた方がいいんですよ」というお医者様の言葉にビックリ。シンジラレナイコトバダ... 「私、検診を予約するときに確認したんですよ。授乳中でも有効な結果が出るっていうから、今日検診に来たんですよ」 不信感を持ったが、検診は受けるしかなかった。
数週間後、検診の結果を受け取った。「授乳中のため、正しい結果が得られませんでした。再度受診してください」というコメントが書かれていた。確認してから検診に行ったのに!! シンジラレナイ!!

「乳房X線撮影(マンモグラフィー)と視触診の併用検診」を、40歳代以上ではなく、30歳代にまで引き下げる案はでなかったのだろうか?

…視触診単独の検診を継続する方針だった30代の乳がん検診を、一転して廃止することに決めた。40代以上については乳房X線撮影(マンモグラフィー)と視触診の併用検診の導入を決めており、「単独では効果がない」とされる視触診を30代にだけ続ける意味がないと判断した。…

asahi.comからの引用

« ツベルクリン反応全廃 | トップページ | 働く世代の「快眠10カ条」 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 30代の乳がん検診廃止:

« ツベルクリン反応全廃 | トップページ | 働く世代の「快眠10カ条」 »