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2020年2月28日

新型コロナウイルス対策の動きの背景にある考え方とは?

新型コロナウイルス感染症対策の基本的な考え方は、厚生労働省の新型コロナウイルスに関するQ&Aに掲載されている内容がわかりやすいと思います。多くの場所で紹介されていますが、自分と理解のためにも、こちらのブログに書かせていただきます。正しい知識を持つことは、落ち着きにつながると思うので。

未知の感染症である、 新型コロナウイルス感染症。主な対策は、時間の経過とともに、国内侵入防止、感染拡大防止、重症化防止と推移するとのこと。この流れが背景にあることを理解したうえで、政府の対応、ニュース、学校からの情報などをみるといいのではないかと思います。

Img2020022801

 

現在は「感染拡大防止」の時期にあたるのだそうです。
この時期に取り組むべきことは、以下のとおり。
・患者の増加スピードを抑えること
・流行の規模を下げ、患者数のピークを下げること
医療提供体制等の必要な体制を整えること

休校の要請、イベント自粛の要請などの背景に、こういった対策の流れがあるのですね。これを理解し、落ち着いて行動したいものです。

詳細は下記のリンクをご覧ください。

問3 新型コロナウイルス感染症対策の基本方針(令和2年2月25日)が公表されたが、目的は何ですか?

政府は、これまで新型コロナウイルス感染症に関し、国内侵入を防止する、あるいは遅らせることを主眼とした水際対策を始め、様々な対策を講じてきました(図中➀)
ここへ来て、国内の複数地域で、感染経路が明らかではない患者が散発的に発生しており、一部地域には小規模患者クラスターが把握されていることから、集団発生を防ぎ、感染の拡大を抑制すべき時期に入っていると認識しています(図中➁)。
今がまさに、感染の流行を早期に終息させるために極めて重要な時期であり、確実かつ効果的な対策を講じることにより、クラスターが次のクラスターを生み出すことを防止していかなくてはなりません。
社会・経済へのインパクトを最小限にとどめるためには、「患者の増加スピードを抑えること」と「流行の規模を下げ、患者数のピークを下げること」が必須となります(図中➂)。
あわせて、その間に、国内で患者数が大幅に増加したときに備え、重症となった方にも対応できるよう医療提供体制等の必要な体制を整える必要があります(図中➃)。

情報源

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