「仕事か育児かを迷うスウェーデン人女性は一人もいない」
「仕事か育児かを迷うスウェーデン人女性は一人もいない」
時事通信の記事によれば、これはスウェーデンのヨハンソン雇用・社会統合相が述べた言葉とのこと。「一人もいない」って、要職にある方が言い切れちゃうところがスゴイと思う。なかなかインパクトのある発言ですね。
引用して紹介させていただくと、以下のとおり。
スウェーデンは1970年代から男女の雇用機会の平等実現に取り組んでいる。9月末に来日したヨハンソン雇用・社会統合相は「仕事か育児かを迷うスウェーデン人女性は一人もいない」と述べた。日本では女性が職場で十分に能力を発揮できる環境づくりを目的とした女性活躍推進法の施行から1年半が経過した。厚生労働省によると、いまだに妊娠や出産などの理由で女性の半数が離職している。
引用元:「仕事か育児」迷う女性ゼロ=平等支える「イクメン」-スウェーデン:時事ドットコム(2017年10月14日)
日本がどんなに頑張ろうとも、これからよくなろうとも、「仕事か育児か」の選択を強いられ、その時期を過ぎてしまった人たちの時間は戻せません。これから良くなったら、そういった女性たちも活躍できるようになると誤解しているんじゃないかって感じることが時々あります。でも、過去に遡って救われることはないのです。そのことを直接お伝えできるときには、直接、説明するようにしています。どんな年代の女性も活躍しようと思えばできるけれど、女性活躍推進ときいて思い浮かんでくるような「活躍」をできる世代は、ある程度限られます。そのことを記憶の隅に留めておいてもらえるといいなと思います。
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