WLB実現に向けた「3つの心構え」と「10の実践」とは?
ワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現に向けた「3つの心構え」と「10の実践」が、内閣府のWebサイトに掲載されています。取り組むのは「仕事の効率化」。介護、育児などの事情のある社員だけでなく、全員のワーク・ライフ・バランスを実現するための心構えになっています。それが、いいなって思います。以下で紹介しますね。
◆ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた
「3つの心構え」とは
実践の前に、まずは心構えの確認から、とのこと。詳しくは、以下のとおり。
- 本気!
「ワーク・ライフ・バランス実現のために、仕事を効率化して、労働時間を削減する!」 この実現に向け、全員が「本気」で徹底的に取り組む。 - 前向き!
「やらされ感」ではなく、全員が納得した上で、「仕事の効率化」に前向きに取り組む。 納得できないことがあれば、一度立ち止まって、みんなで話し合う。 - 全員参加!
「自分だけは例外」を許さない。「忙しい」を言い訳にしない。 すべての仕事で効率化に取り組み、全員のワーク・ライフ・バランスを実現する。
◆ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた
「10の実践」とは
以下のとおりです。
- 会議のムダ取り
(会議の目的やゴールを明確にする。参加メンバーや開催時間を見直す。必ず結論を出す。) - 社内資料の削減
(事前に社内資料の作成基準を明確にして、必要以上の資料の作成を抑制する。) - 書類を整理整頓する
(キャビネットやデスクの整理整頓を行い、書類を探すための時間を削減する。) - 標準化・マニュアル化
(「人に仕事がつく」スタイルを改め、業務を可能な限り標準化、マニュアル化する。) - 労働時間を適切に管理
(上司は部下の仕事と労働時間を把握し、部下も仕事の進捗報告をしっかり行う。) - 業務分担の適正化
(業務の流れを分析した上で、業務分担の適正化を図る。) -
当以外の業務を知る
(周りの人が担当している業務を知り、業務負荷が高いときに助け合える環境をつくる。) - スケジュールの共有化
(時間管理ツールを用いてスケジュールの共有を図り、お互いの業務効率化に協力する。) - 「がんばるタイム」の設定
(自分の業務や職場内での議論、コミュニケーションに集中できる時間をつくる。) - 仕事の効率化策の共有
(研修などを開催して、効率的な仕事の進め方を共有する。)
詳細は、以下の情報源をご覧ください。「10の実践」には、それぞれに事例が1,2個ついています。「仕事の効率化」に取り組むために、参考にできそうな事例は見つかりましたか。
情報源
« 写真教室の文化祭に参加します | トップページ | 育休が約60%から約47%に減らしたものとは? »
コメント