夫の休日の家事・育児時間の長さが第2子以降の出生に関連
平成28年版の少子化社会対策白書が、内閣府のWebサイトで公開されています。少子化社会対策白書は、「少子化の状況及び少子化に対処するために講じた施策の概況に関する報告書」で、毎年政府が作成し、国会に報告しているものです。白書の中から一つ、グラフを紹介させていただきます。
以下は、夫の休日の家事・育児時間と第2子以降の出生状況を表したグラフです。夫の休日の家事・育児時間が長いほど、第2子以降が生まれる確率が高くなるということが分かります。
同白書によれば、結婚・出産前後に、仕事と育児の両立の厳しさのために退職した女性のうち、自分の体力が持たなそうだという理由で仕事を継続できない女性は45.7%にのぼるのだそうです。夫の家庭進出が、妻の就業継続を助けることにつながるのではないかという様子がうかがえます。
少子化社会対策白書のPDFファイルは、概要版と全体版を下記のリンク先からダウンロードすることができます。
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