「平成28年版男女共同参画白書」公表
5月31日、「平成28年版男女共同参画白書」が閣議決定されました。内閣府のWebサイトに掲載されています。特集のテーマは、「多様な働き方・暮らし方に向けて求められる変革」です。この特集から、2点、紹介させていただきます。
◆出産前有職女性の就業継続率
上のグラフで見てみると、濃い緑色の部分、正規職員が育休を利用して就業を継続している割合が伸びてきてることが分かります。しかしながら、「第1子出産を機に約6割の女性が離職する」傾向には大きな変化はないとのこと。
◆6歳未満の子供を持つ夫の家事・育児関連行動率
下のグラフは、6歳未満の子供を持つ夫が、家事・育児関連の行動をとった1日あたりの割合を表しているそうです。共働き家庭における、男性の行動率がアップしてきている様子がうかがえます。女性の社会進出には、男性の家庭進出が不可欠となっていますが、徐々に進んできてはいるようです。
6歳未満の子供を持つ夫の、1日あたりの家事・育児時間の国際比較は以下のとおり。いずれも、平成23年の「社会生活基本調査」結果に基づいて作成されたグラフとのこと。最新のデータをみたいところですね。男性の家庭進出がさらに進んでいることを期待します。
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