こどもの数、35年連続で減少。都道府県別では?
15歳未満のこどもの数が、5月5日、総務省から発表されました。こどもの総人口に占める割合は12.6%。前年から15万人減って1605万人。昭和57年から35年連続の減少とのこと。推移を表すグラフは、以下のとおり。相変わらず、紡錘型の人口ピラミッドを左に倒したかのような曲線を描いています。
素人口の割合の推移を示すグラフを見てみると、0~14歳の子どもの減少も気になりますが、65歳以上が増加して子どもの2倍以上になっているのも気になります。この前、自分が払った年金の額くらいは、自分が年金をもらうときに戻ってくるのか、という質問が子どもからあったのですが、心配になるのも無理はないと思いました。
都道府県別では、子どもの割合は沖縄県が最も高く、秋田が最も低いとのこと。
秋田といえば、全国学力テスト8年連続トップで義務教育の質が高いことで知られています。それにも関わらず、教育費が全国で一番少なく、コストパフォーマンスがよいのだそうです。その分析がダイヤモンド・オンラインに記されていたので、紹介させていただきます。少子高齢化の影響もあったようです。
なぜ、秋田の義務教育は、“コスパ”が良いのか。その主な要因は、少人数学級による「落ちこぼれを出さない」きめ細やかな教育にある、というのが専らの分析だ。 少子高齢化とそれに伴う人口減少が全国で最も進む秋田では、他に先駆けて少人数学級に移行せざるを得なかった、という、やむにやまれぬ事情もある。また、家庭環境が都市部に比べ均質という点も、プラスに働いているという。
引用元&表の出典 : 全国自治体「教育・子育て」ランキング! - 『週刊ダイヤモンド』特別レポート|ダイヤモンド・オンライン (2016年4月30日)
こどもの数に関する情報の詳細は、以下のリンクをたどってみてくださいね。
情報源
- 統計局ホームページ-統計トピックスNo.94-我が国のこどもの数 -「こどもの日」にちなんで- (「人口推計」から)
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