日本は子育てママが正社員に戻りにくい国
子どもができたことによって、就業形態を変更する男性は少ないと思います。その一方で、女性は、フルタイムからパートタイムに就業形態を変えたり、専業主婦になったりします。この日本の実情を、社会進出や政治参加における性別格差が少ない国スウェーデンと比較した図が、日経DUALの記事「日本は子育てママが正社員に戻りにくい国」に載っていましたので紹介させていただきます。
図の出典: 日本は子育てママが正社員に戻りにくい国 | 舞田敏彦のデータで読み解くDUALな疑問 | 日経DUAL (2015年8月19日)
子どもがいる30~40歳代のスウェーデンの女性は、フルタイム就業率が高いことも目につきますが、専業主婦率が低いのですね。
◆他の調査結果から
「日本は子育てママが正社員に戻りにくい国」であることが表れている、他の調査結果もありますので、あわせて紹介しますね。
・ 平成13年生まれの子どもの母親
以下のグラフは、平成13年生まれの子どもの母親について、就業状況の変化を継続して追った調査の結果です。図の一番左の灰色の部分がフルタイム勤務の割合。出産後、何年も経っても、構成比はそれほど高まらず、出産1年前の割合には戻っていない様子がわかります。その分、パート・アルバイトの方が増えています。
図の出展: 第12回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の概況|厚生労働省
・ 平成22年生まれの子どもの母親
同様な調査は、平成22年生まれの子どもの母親についても行われています。一番左側の黒色の部分がフルタイム勤務の割合。出産後、フルタイム勤務を継続できる割合が高まってきている様子がうかがえます。ざっくりというと、平成13年生まれての母親では約半数だったのが、平成22年生まれの子どもの母親では3分の2まで増えているようです。
図の出典: 第3回21世紀出生児縦断調査(平成22年出生児)の概況|厚生労働省
日本は子育てママが正社員に戻りにくい国ではあるけれど、全体的にみると、戻りにくさは少なくなっているんではないかと、上で紹介した調査結果と図から、私は思いました。
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