“ほどほど志向”強まる～平成２７年度新入社員｢働くことの意識｣調査結果～

公益財団法人 日本生産性本部が実施した『平成27年度 新入社員「働くことの意識」調査結果』によれば、「人並みで十分」か「人並み以上に働きたい」かという別の調査項目によれば、「人並みに働けば十分」が過去最高の53.5％だったとのこと。“ほどほど志向”が強まっているそうです。

また、スペシャリスト志向が低下し、昇進志向が高まっているとのこと。10年前と比較すると、部長のポストまで昇進したいと考える新入社員は、男性は20.2％、女性は10.5％。今回の調査ではじめて、女性の回答が10％を上回ったそうです。

一方、社長のポストまで昇進したいと回答した新入社員は、男性で9.6ポイント、女性で2.4ポイント減少。ここにも、“ほどほど志向”が見られるようです。

「女性の昇進志向が高まる傾向が見受けられる」と調査結果の考察には書かれていましたが、男女ともにその傾向があるのではないかと、思いました。

情報源

• 平成 27 年度 新入社員｢働くことの意識｣調査結果（PDFファイル） - 公益財団法人 日本生産性本部