名嘉睦稔 木版画展『未来への贈り物』を見に行きました☆
名嘉睦稔 木版画展『未来への贈り物』を観に行きました。会場は、東京・京橋のIsland Gallery。ボクネンズアート東京からIsland Galleryになって5周年。そして、ボクネンさんの作品を扱い始めてから20年。それを記念してのセレクト展です。私がギャラリーにうかがったときには、額装サイズが縦横1メートルを超える大作が4点も、展示されていました。
展示作品の中から何点か、印象に残った作品を紹介させていただきますね。
中でも、群を抜いて凄かったのが「さやぐ向日葵」[上の写真の右]。この作品、91.0cm×182cmのサイズの大作なのです。見ごたえがありました。今までも何回かこの作品を見てきていますが、見るたびに違う気づきと印象を与えてくれるように思います。冬から春に代わる時期にみたのは初めてかも。彩りの季節を迎え、花が主役となる季節の中へ出ていこうとしている疼きのような力を中央部の向日葵から感じました。前回見たときは初夏だったからもしれませんが、たしか、ひまわり畑を渡る風を感じたんだっけ。「さやぐ向日葵」にはさまざまな顔をもつ向日葵だけでなく、鳥とか昆虫とか生き物も描かれているので、ぜひぜひ探してみていただきたいと思います。
その左隣りは「散光」という作品。額装サイズは93.0cm×73.0cm。女性の神様のおなかの部分から光が広がっていて、力を感じます。これ、私が好きな作品の一つです。ここから生まれてくるのですよね、みんな。折しも、産休前最終日の同僚と話をした後、この作品をみましたので、なんかとってもいいイメージをもらいました。
上の写真の左に写っているのが「恵妙」という作品。「未来への贈り物」展のダイレクトメールにも使われている作品です。そしてその右隣り、写真の中央に写っているのは、たしか「うりずんの風」という作品。絶版になっているんじゃないかと思っていたので、また見れるとは思わなかった。得した気分です。
ギャラリーを入って右側の壁には、2014年の新作が展示されていました。左は「礁原の空」という作品。これ、海中を描いていると思うんですが、海の中から見た空ってことかな。興味深いところです。右は「三日月富士」という作品。グラフィック的に惹かれるものがあります。
「未来への贈り物」展。堪能させていただきました。この日もギャラリーのBGMは、TINGARAでした。美しい調べでした。
※ギャラリー内の写真は、スタッフの方の許可を得て撮影させていただきました。
名嘉睦稔木版画展『未来への贈り物』
http://islandgallery.jp/10965
会期: 2015年3月14日(土)~3月25日(水)
11時-19時 ※会期中無休、入場無料
会場: Island Gallery
東京都中央区京橋1-5-5 B1
phone:03-3517-2125
※東京駅八重洲南口から数分で着ける場所です。
Twitter: http://twitter.com/islandgallery
P.S.
石島英雄さんとJINさんに、ギャラリーで久しぶりにお会いできました(^^)
[撮影:2015年3月20日]
関連情報へのリンク
- ボクネンミュージアム/bokunen museum
いつの日か、行ってみたい場所です。 - Island Gallery
- TINGARAオフィシャルサイト
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コメント
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素敵にご紹介頂き、ありがとうございます。
その日はお会いできず残念でしたが、いつも感性豊かなウィンディさんのポストとても嬉しいです。\(^o^)/
投稿: miki@アイランドギャラリースタッフ | 2015年3月22日 12時38分