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2014年11月30日

大多摩ウォーキングトレイル(3)白丸ダム魚道

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このらせん階段、どこにあるか、ご存知でしょうか?

白丸ダム(高さ30.3m、幅61m)は、発電用に建設されたダム。ダムでできた白丸湖は、御岳にある発電所の調整池。エメラルドグリーンの湖水がよい感じです。

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ダムから下流側の景色を見てみると、何やら見慣れない水路のようなものがあるではないですか(↓)。エッシャーの滝のだまし絵に描かれている水路っぽい。ですが、ちゃんと、水は上から下へと流れているので、そんなことはなさそう。。。 あれは、いったい、何?

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これ、「魚道(ぎょどう)」です。文字どおり、魚が通る道。白丸ダムができたために、魚が遡上できなくなってしまったのだそうです。この問題を解決する方法として、魚道が作られたのだとか。こんなに長い魚道は見たことがありませんでした。

管理棟で頂いた資料によれば、白丸ダムの魚道は、日本最大級なのだとか。全長330m、高低差27mとのこと。上の写真は、ダムの上から、川の下流側を向いて撮影したものです。写真の左下が、魚が遡上するときの入り口なのだそうです。

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下の写真に写っているのが管理棟。入場料は無料。この管理棟が凄かったのです。

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管理棟の中には、らせん階段がありました!管理棟は、まるでらせん階段につけられた屋根のよう。管理棟の下にある魚道まで、階段は続いています。

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この記事の一番上の写真は、このらせん階段を、下から見上げた様子でした。

白丸ダムはお弁当を食べる場所として立ち寄ったのですが、うれしいことに魚道を見学する時間もちゃんと設けられていました。見学に行きたい人/行ける人だけ、見学に。もちろん、子連れで参加しました。

ぐるぐると階段を降りて下へ。管理棟の下にはがっしりとしたつくりの広い空間がありました。

歩け歩け大会参加者のみなさんと一緒に、奥に進みます。

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魚道には、中の様子を見ることができるように、窓が付けられている場所もありました。残念ながら、お魚をみることはできませんでした。ヤマメ、ウグイ、イワナなどが通ったのが、確認されているそうです。

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川の下流から遡上してきた魚たちは、上の写真の奥側から手前側へと、そして、下の写真の手前から奥側へと、魚道を移動し、ダムの上流に向かうのだそうです。

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魚を見れなかったのは少々残念でしたが、ここは満足度高めの見学地でした。ちなみに、魚道見学の所要時間は15分弱でした。

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魚道の見学を終え、次の目的地、数馬峡に向かいます。

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つづく。

[撮影:2014年11月23日]

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