吉田繁写真展「BORDER」に行きました。
吉田 繁 写真展 「BORDER」
会場: エプソンイメージングギャラリー エプサイト
会期: 2014年10月3日~2014年10月23日
日曜日休館、入場無料
時間: 10時30分~18時(最終日15時まで)
東日本大震災後から海辺で撮影を続けている、人間の住む世界と、荒々しい神の世界ともいうべき自然との境界線(border)を描くためだ。海に向かって祈る人は、今の世界に最も必要なのではないか、と考え、この最新作に結実させた。
引用元: 2014年 | 展覧会情報 | epSITE | エプソン
「地球はもうこれ以上、成功者を必要としていません。地球が切に望んでいるのは、たくさんの平和を作る人、癒す人、修復する人、物語る人、そして愛する人たちです。」という、ダライ・ラマの言葉があるそうですね。吉田さんの展示の説明によれば、これに「祈る人」を追加してもいいんじゃないかと考えたとのこと。なるほど。。。
今、自分ができることは何か、を、改めて考えさせられました。このところずっとバタバタしていて、自分のこと、ちゃんと考えていなかった気がするし。。。
吉田さんの写真展の会場は、新宿のエプソンイメージングギャラリー エプサイト。デジカメのレンズを修理に出しにリコーイメージングスクエア新宿まで出かけた日に、立ち寄らせていただきました。
この写真展の写真のプリントには、和紙、コットン紙、漆喰紙など複数の紙がプリントに使われていました。コーナーごとに違う紙が使われているようです。これがとても勉強になりました。紙の違いでこんなにも写真の表情が変わるんですね。。。会場の入り口付近に紙の説明があり、あまり知識のない私でも違いを理解することができました。お店に置かれているプリントのサンプルよりもずっと、参考になった気がします。
写真展なので写真だという先入観で見ていましたが、この先入観がなかったら、絵だと思ってしまうような作品もありました。
展示の様子やプリント用紙の詳細は、以下のエプソンさんのブログで、写真入りで詳しく見ることができます。
Epson Proselection Blog エプサイトギャラリー・吉田繁写真展「BORDER」
帰宅後、以前、あるイベントで頂いたまま使っていなかったアート紙「VELVET FINE ART PAPER」を出してきて、触れてみました。全然違う。って、当たり前か 透明感を出したい写真のプリントが多かったせいもあり、ずっと「クリスピア」ばかりを使っていたため、アート紙とかは使ったことがありませんでした。作品ごとにちゃんと考えないとですね。
紙の用い方・選び方の勉強になった展示でした。
関連情報へのリンク
![]() |
EPSON 写真用紙クリスピア<高光沢>A4 50枚 エプソン 2009-07-23 |
![]() |
EPSON Velvet Fine Art Paper A4 10枚 エプソン 2012-03-08 |
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