皆既月食を見よう!(お役立ちアプリ編)
2014年10月8日は皆既月食の日です。今回の皆既月食は夜の早い時間帯から欠けはじめるため、お子様と一緒に観測するのにいい機会ではないでしょうか。前の記事では、月食情報が載っているWebサイトを紹介しました。この記事では、月食観測に役立ちそうなアプリを2つ紹介しますね。
◆Moon Book - Vixen(無料)
Vixen(ビクセン)さんのアプリ「Moon Book」は、月食の日に、月がどの方向に見え、どんなふうに欠けるのかを知ることができるアプリです。月食の開始・終了、最大食、皆既食の開始・終了の時刻と、月が通るルートが分かります。このアプリを抑えておけば、月食観測には十分ではないかと思います
| App Store | Google play |
|
画面左下のお月様マークをタップすると、月食の日の空を確認できます。「2014/10/08 皆既月食」を選択してみましょう。
観測地を設定することもできます。下の例は、観測地を長野県の野辺山に設定しています。月食の始まりは18:15、最大食は19:55、月食の終わりは21:35であることがわかります。左上のお月様もタップすると、下の右の図のように、月の満ち欠けを表示できます。無料アプリでここまで見れれば、十分だと思います。
◆星座表 - ESCAPE VELOCITY LIMITED(無料)
星空観察の定番アプリ「星座表」。あの明るい星は何だろう?と思ったときに便利。空にかざすだけで星の名前、星座の名前が分かります。たとえば、アプリ内で白鳥座に白鳥のイラストをかぶせて見せることができます。わかりやすいので、子どもと星空観察するときにはよく使います。暗めの星座を確認するのにも、とっても便利。このアプリ、月食の夜にも活躍しそうです。
| App Store | Google play | |
画面上部に表示されている時刻部分をタップすると、日時を指定できるようになります。何月何日何時にどんな空が見れるのかを、あらかじめ予習することができます。左下の画面ショットは、今度の皆既月食の日、2014年10月8日19時のお月様付近の夜空。月の近くに天王星があるんですね。ということは、皆既月食の日は、天王星を見れるチャンスということになります。天王星は意識して観察したことないのですよね。望遠鏡、欲しくなってしまう。。。
虫眼鏡マーク→カレンダーマークとタップすると、夜空の出来事の予定を確認できます。星座表として使う分には無料ですが、流星群、彗星などの詳しい情報はアプリ内課金が発生するので、注意が必要です。
皆既月食の日、晴れるといいですね。
皆既月食(2014年10月8日)の特集ページ
- アストロアーツ「2014年10月8日 皆既月食」特集サイト
- ケンコー・トキナー - 2014年10月8日:皆既月食 特設ページ
- 国立天文台 - 皆既月食 2014年10月8日
- BORG(ボーグ)天体望遠鏡 - 2014.10.8 皆既月食特集
関連情報へのリンク
このブログの関連記事
- 2014年10月8日、皆既月食を見よう!(お役立ちサイト編)(2014年9月24日)
- 皆既月食の夜 (2011年12月11日)
前回の皆既日食の日の記録です。 - 金環日食観察会参加レポート: 輝くリング、見れました! (2012年5月21日)
« 皆既月食を見よう!(お役立ちサイト編) | トップページ | 雨雲を抜けると、そこには… »
コメント