田中長徳写真展『ライカと共に、世界の果てへ / WIEN1973』を見に行きました。
田中長徳写真展
『ライカと共に、世界の果てへ / WIEN1973』
web: http://islandgallery.jp/10095
会期: 2014年9月6日(土)~21日(日)
11時-19時 ※会期中無休、入場無料
会場: Island Gallery
東京都中央区京橋1-5-5 B1
phone:03-3517-2125
Twitter: http://twitter.com/islandgallery
田中長徳先生の写真展を見させていただいたのは、今回が初めてです。予備知識はほとんどなしの状態で鑑賞させていただきました。写真展に出かけたきかっけは、Island GalleryのWebサイトに掲載されていた、天使の壁画のある薬局(Engel Apotheke)のお写真が素敵だったから。これは見たい!と思ったのです。ダイレクトメール(この記事の最初の写真です)でも使われています。撮影されたのは約40年前。ちょっと調べてみたら、この場所は今もあるそうですね。2人の天使が壁に描かれているのだとか。
会場のIsland Galleryには、50点のライカフィルム写真が展示されていました。スタッフの方によれば、今回の展示のためにプリントされたものなのだとか。
写真の趣きというか、何とも言えない色合いというか、惹かれました。。。仕事帰りにうかがいましたので、ギャラリー滞在時間は10~15分くらい。50点をじっくりみさせていただくのには、全然時間が足りなかったです。。。
会期中にもう一度行きたいなぁ
今回の展示の初日には、先生のトークライブがあったそうです。その様子は、ありがたいことにアーカイブされています。1時間くらいの長編とのことですので、今度、ゆっくり見させていただくつもりです。
田中長徳 YouTube Live Talk - YouTube
ウイーンはあたしにとっての最初の外国である。
1973から1980まで正確に七年と六ヶ月この地に暮らした。ようするに多感な青年期をずっとウイーンに居たのである。それでウイーン訛りのドイツ語はうまくなったかも知れないが、ウイーン人の偏屈な性格をも自分のものにしてしまった。
これらのシリーズは最初のウイーンでの数ヶ月の間に持参のコダクロームで撮影されたものだ。 そのフォルムケースは長い間、もう廃棄したと思っていたのが、数年前に発見された。つまりそこには、キャパの「メキシカンスーツケース」の予感があった。
引用元:PEN PEN チョートクカメラ日記 (2014年9月6日)
余談ですが、ぐるりとギャラリーの中を歩きながら、ふと足を止めてしまう場所が何か所かありました。その軌跡をたどってみると、青色の被写体をとらえた写真の前でした。青好きな自分を再発見 ウィーンの街の中にある青が気に入ったのか、はたまた田中長徳先生の青が気に入ったのか。興味深いところです。これから調べてみようと思います。
ライカ。気になるカメラではありますが、お値段が、、、ね。
寄り道した後の帰り道。小走りで急ぐ道。雨の道。
関連情報へのリンク
![]() |
LEICA,My Life (ライカ、マイライフ) 田中 長徳 エイ出版社 2013-12-04 |
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