子宮頸がんワクチン接種、重い副作用は1112人
子宮頸がん予防ワクチンは、積極的な接種の呼びかけが一時中断されています。接種後に体中の痛みを訴えるケースが相次いだためです。9月13日のニュース記事によれば、難病治療研究振興財団の調査の結果、重い症状が見られる患者は3月末までに1112人に上ったのだそうです。
『ワクチンの「意義」と「副反応」の両方を十分に理解してからお子様に接種させてください』と、厚生労働省の保護者向けのリーフレットには書かれています。これから接種年齢を迎える女の子の保護者として、慎重な姿勢でいたいと思います。
子宮頸がん予防ワクチンを接種するお子様の保護者の方へ(リーフレット)(PDFファイル)
研究チームは、医師や製薬企業が厚生労働省に報告した患者約2500人の情報を分析し直し、1112人に重い症状が見られると判断した。高次脳機能障害やけいれん、意識低下などの中枢神経症状が最も多かった。
接種勧奨の再開を議論している厚労省専門部会は広範な痛みか運動障害がある176人を主な検証対象としており、他の症状を十分に議論していないという。
引用元: 時事ドットコム:重い副作用は1112人=子宮頸がんワクチン接種-民間研究チーム(2014年9月13日)
「他の症状を十分に議論していないという」って、本当ですかね。。。
1112人に重い症状がみられると判断した難病治療研究振興財団では、ワクチン接種後に副反応の相談窓口を設置しています。エキスパートが対応してくださるため、電話相談ではなく書面での相談とのことです。以下のリンクからたどれます。
ワクチン接種後副反応 医療相談窓口 - 難病治療研究振興財団
積極的な接種推奨が差し控えられていることについては、以下のサイトが参考になります。
厚生労働省 - 子宮頸がん予防ワクチン接種の「積極的な接種勧奨の差し控え」についてのQ&A
安全性が確認されたら、娘は予防接種を受けることになるはず。ですので、動向は、保護者として知っておきたいと思います。安心して接種できるようになるといいのですが。
関連情報へのリンク
- 厚生労働省 - ヒトパピローマウイルス感染症(子宮頸がん予防ワクチン)
- 子宮頸がん予防情報サイト もっと守ろう.jp MSD
- しきゅうのお知らせ 子宮頸がん基礎知識
- 一般財団法人 難病治療研究振興財団 Japan medical research foundation
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