児童虐待相談対応件数73,765件、23年連続で増加
2013年度(平成25年度)に、全国207箇所の児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は、速報値で73,765件だったそうです。件数の推移は、以下のグラフのとおり。23年連続で増加しており、今年も過去最多を記録したとのことです。
出典:平成25年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数等 - 厚生労働省 報道発表資料 (2014年8月4日)
この増加の原因について、MSN産経ニュースの報道によれば、厚生労働省は、虐待が依然として減らないことに加え、「社会的な関心の高まりや警察との連携が進み、通報で発覚するケースが増えたため」と分析しているそうです。
後者の場合が増えたためだろうと推測していたのですが、虐待そのものも増えているのですね。。。
以下のe-woman(イー・ウーマン)の記事は、児童相談所を知るための参考になります。読み応えがありますよ。 e-woman 佐々木かをり対談 win-win
第122回 児童相談所 心理職 鈴木 淳子さん
児童虐待に関する相談・通告は、
児童相談所で受け付けてくれます。
困った時には相談を、「おかしい」と感じたら通告を。
児童相談所全国共通ダイヤル
Tel: 0570-064-000
しつけという名目で、児童虐待ととれることをしてしまっていないか、自分の子育てを振り返ってみると、いいのかもしれません。自分の気持ちに気づくかも。
児童相談所の方と以前話をしたことがあるのですが、その方によれば、「通報すると、パトカーが来ますので、それなりの覚悟を」とのこと。
◆児童相談所一覧
引用元: 厚生労働省
- 全国児童相談所一覧
- 児童相談所全国共通ダイヤル
- 共通ダイヤルの番号
0570-064-000 - 仕組み
全国共通ダイヤルに電話をかけると、発信された電話の市内局番等から当該地域を特定し、管轄する児童相談所に電話を転送します。
- 共通ダイヤルの番号
◆「子どもを虐待から守る5か条」
引用元: 厚生労働省リーフレット
一、「おかしい」と感じたら迷わず連絡(通告)
→「通告は義務=権利」
ニ、「しつけのつもり…」は言い訳
→「子どもの立場で判断」
三、ひとりで抱え込まない
→「あなたにできることから即実行」
四、親の立場より子どもの立場
→「子どもの命が最優先」
五、虐待はあなたの周りでも起こりうる
→「特別なことではない」
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