中山のおひなまつり
「中山のおひなまつり」を見に行きました。法華経寺、奥之院、参道のお店、駅などがみな、おひなさまを飾っているという催しです。この催しに参加しているお店や施設には、「お雛様展示中」のステッカーが掲示されています。実際に歩いてみました。ステッカーも頼りに、おひなさまを訪ねて巡っていくのが、散策にちょうどよい感じでした。昭和30年代のふくよかなお顔のお雛様が、真新しく目に映りました。
最初に立ち寄ったのが清華園。この記事の一番上の写真は、清華園に飾られていた、京都西陣の十二単のお雛様です。下の写真は、つるし雛。そういえば、まちを散策している間にも、つるし雛を持って歩いているおば様がいらっしゃいました。飾りに行く途中だったのかも。
いつ頃、つくられたものなのでしょうか。古いお雛様も展示されていました。大切にされていたのでしょうね。きっと。お顔が横長なのも興味深いです。
七段飾りもありました。
清華園は、地域の名家の建物が、市川市に寄贈されたとのこと。建物いっぱいにお雛様が展示されているようでした。
参道を法華経寺方面に向かって歩きます。下の写真は、町会の集会場所?らしいです。ここは、中には入れなかったので、参道から見させていただきました。段飾りとつるし雛がありました。
参道は、黒門(総門)までは船橋市、そこから先は市川市なのだそうですね。赤門(仁王門)をくぐり、参道を境内方向に進みます。奥に、五重塔が見えています。
お休み処 田中家さんでは、昭和初期のお雛様が飾られていました。昭和初期には、どこに飾られていたものなのでしょうね。
法華経寺の本院。大小、様々なお雛様が、建物の奥の方まで展示されています。
「ひなまつり」のチラシによれば、中山の鬼子母神様は、安産、子育て、病気平癒の神様とのこと。女性を守ってくださるのだそうです。法華経寺は日蓮宗のお寺です。宗派が違っても守ってくださるのかしら。質問してみたい。。。
下の写真は、昭和34年のお雛様とのこと。説明書きがないので、それ以上のことは分からないのですが、今のお雛様との違いを感じることができるのがよいかも。
こちらは、女雛の髪型が、他の女雛と違うのが特徴的ですね。[↓]
この日、最後に立ち寄ったのは奥之院。しっとりと重みのある場所でした。奥之院まで行ったことは、今までありませんでした。本院からはそれほど離れていなかったので、散策のときは、奥之院まで足を延ばしてみるのもいいかなと思いました。建物の中に七段飾りがありました。
上のコースで巡って、1時間くらいでした。
日によっては、お琴の演奏があったり、物産品販売があったり、着物一式レンタルしてひなめぐりしたり、お話会があったりするようです。この日は行けなかったけれど、東山魁夷記念館にある「親玉飾り雛」を見てみたいな。
下総中山駅の中にもお雛様が飾られています(下の写真)。年代や種類の違うおひなさまを、散策しながら見れるって、なかなかよい催しだと思いました
「中山のおひなまつり」は、3月3日までとのこと。週末の散歩先によいかも。
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